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情報
現代を象徴する社会の「情報化」は、経済や文化が情報技術を軸とした構造に移行しつつある現象のこと。新聞やテレビといったマスコミをはじめ、近年ではインターネット、携帯電話など新たなサービスが流行や世論をつくりだすようになっている。この情報化社会に拍車をかけているのが、世の中に流れる情報の量とスピードの増大だ。通信ネットワークの進化によって世界中の情報が瞬時に伝わり、どこでも欲しい情報にアクセスできる「ユビキタス」という考え方も登場した。
 情報を専門に扱う学問では、主に情報を扱うための「技術」を中心に研究する。たとえば「情報」の伝達方法(ネットワーク)、蓄積方法(データベース)、表現方法(文字・画像・映像などのコンテンツ)、さらにビジネスや社会、学問研究で人間が活用するための「数理計算」「論理分析」の方法などが主なテーマとなる。

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■ News & Topics
 今後のキーテクノロジーになるといわれているのが「画像工学」。この分野は、画像を受ける(認識する)技術と画像をつくる(表現する)技術に大きく分けられる。
 認識の技術は、デジタルのカメラ・ビデオで用いられる撮像器(CCDなど)画像の読み取り装置(スキャナ)などのハードウェアと、これを利用するためのソフトウェア技術で構成される。たとえば、デジカメで話題になった人間の顔認識や、ATMなどで使われている指紋・掌紋による個人認証がある。
 画像をつくる技術は、データの加工技術、平面画像から立体画像をつくるといった画像デジタル加工するための技術、さらにそれを利用したリアルタイム画像通信、バーチャルリアリティの技術などがある。
■ News & Topics
 ユビキタス(ubiquitous)の語源は「どこにでも存在する」という意味のラテン語。コンピュータ(情報処理)やネットワーク(通信)を中心としたデジタル機器が「誰にでも、どこでも、いつでも使える」状態を表現した言葉で、私たちが近い将来めざすべき理想的な情報社会の姿を描いたものだ。
 たとえば、家庭内ではテレビやビデオなどの情報家電から冷蔵庫や洗濯機などの生活家電まで、あらゆる機器を常時ネットワークに接続し、これらが自律的に情報をやりとりできる環境をつくる技術が研究されている。
 あるいは、外出先から携帯電話で自宅の家電を操作する「遠隔制御」、室内をカメラで常時監視する「留守番機能」など、さまざまな応用技術が登場している。
■ News & Topics
 光通信の通信障害や、携帯電話のシステム障害が大きなトラブルに発展。「ITの高依存」により、小さな事故が広範囲に影響を与えやすくなった。電気・電話といったライフラインにおける、トラブル時の対応は今後の課題。また、企業で情報流出事故が相次ぎ、情報セキュリティプログラムの役割が重要となった。そこで、指紋や声紋で個人を識別する技術も注目されている。コンピュータ業界では、新OSが2007年1月に発売され、その機能を活かした、新しいプログラムが続々と開発されている。「WEB2.0」をキーワードに、オープンソースを世界中のプログラマーが活用する参加型の開発が増加した。
■ News & Topics
 MP3プレイヤーや携帯電話の進化で、音楽のダウンロード購入が一般化。音楽業界のマーケティング(販売戦略)が根本から変化を求められている。映画、アニメ、漫画などの映像コンテンツも、同じくネット配信による販売が普及を始めた。さらに、動画投稿サイトのブームで一般人の情報発信もテキストから映像に発展した。ワンセグ放送の開始で、モバイルがメディアの地位を確立したことも見逃せない。今後も、インターネットの発達によりメディアにアクセスしやすくなった分だけ、コンテンツそのものの重要度が高まっていくだろう。
■ News & Topics
 番号ポータビリティ(MNP)が2006年10月よりスタート、各携帯電話会社による機能や価格競争が激化した。売り上げが鈍っていたパソコンも、2007年1月に新OSが発表され、買い替え需要が期待される。通信技術では、家庭の電源コンセントからインターネットにアクセスできる電力線通信(LSP)が一般家庭向けに実用化された。国税申告電子システム「e―TAX」の本格稼動など、公的手続きのIT化も進む。SNS(ソーシャルネットワーキング)がユーザーを集め、運営会社の上場も話題を呼んだ。海外では、衛星地図と各種検索を連動させるような新しいサービスを打ち出すポータルサイトも登場、それらの動きから目が離せない。

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