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ユビキタス


「ユビキタス」についてのNews & Topics


 ユビキタス(ubiquitous)の語源は「どこにでも存在する」という意味のラテン語。コンピュータ(情報処理)やネットワーク(通信)を中心としたデジタル機器が「誰にでも、どこでも、いつでも使える」状態を表現した言葉で、私たちが近い将来めざすべき理想的な情報社会の姿を描いたものだ。
 たとえば、家庭内ではテレビやビデオなどの情報家電から冷蔵庫や洗濯機などの生活家電まで、あらゆる機器を常時ネットワークに接続し、これらが自律的に情報をやりとりできる環境をつくる技術が研究されている。
 あるいは、外出先から携帯電話で自宅の家電を操作する「遠隔制御」、室内をカメラで常時監視する「留守番機能」など、さまざまな応用技術が登場している。

学問へのアプローチ


 ユビキタス社会を実現するための研究では、工学技術に加えて社会や文化の側面など、幅広い学問からのアプローチが行われている。技術面を支えるのが「電気通信工学」、中でもコンピュータとネットワークのハード・ソフト技術を扱う「情報工学」「通信工学」の領域が中心となる。
 また、インフラの構築方法の問題を研究する「土木工学」「都市工学」、ユビキタス情報ネットワークを利用した経営の技法を研究する「商学」「経営情報学」の研究もある。
 ネットワーク社会という新しい社会のあり方を探る「社会学」「文化学」、これから必要なITスキル(能力)の育成を考える「教育学」など、人文科学の視点も大切なポイントだ。

これからの「ユビキタス」


 ユビキタス技術を学んだ卒業生の進路としては、まず情報通信の分野で活躍する技術者や研究開発者が挙げられる。
 ユビキタス技術では、ICタグを利用した商品流通システムなど、新たな展開が始まっている。ICタグとは微細な通信用チップ。これをすべての商品に取り付けて、一つひとつに通信機能を持たせるシステムだ。管理用のサーバー(コンピュータ)から商品ごとの価格情報を瞬時に伝送したり、産地や流通経路といった情報を集中的に管理できる(トレーサビリティ)など、流通の世界を大きく変えつつあるのだ。
 そのため、商業・流通関連では、ユビキタスな情報技術を熟知し、新たなビジネスを展開できる人材へのニーズが高まっている。

「ユビキタス」について学ぶならこの学問


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 電気通信工学は、電気や磁気の性質を応用して、人間の役に立つモノや技術を開発する学問ジャンルです。電気を通信や情報伝達の手段として用いるためのエレクトロニクス(ハードウェア)技術、データ処理や記録のためのソフトウェア技術のほか、電気エネルギーの開発・伝送と利用法(発電や電池など)について研究します。
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 工学系学際の分野は、工学系の学問を総動員して、地球環境や人間社会が直面している緊急な課題を解決するための技術や、新機軸の製品・サービスの開発につながる最先端技術など、大きなテーマに取り組む学問です。基礎研究から応用までさまざまな研究が含まれ、いずれも学際的なアプローチが特徴となります。
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 環境汚染と資源枯渇、人口爆発と食糧不足、貧困や生活環境の悪化など、地球規模で解決すべき社会的なテーマを取り上げ、それらに学際的なアプローチを行なう新しい学問領域です。複雑な問題の根本原因を法学・経済学・経営学・社会学などの手法で解明し、長期的な目標を立てて、政策提言することが究極のテーマとなります。

「ユビキタス」に関係する職業


 コンピュータシステムの仕様書から、実際に使用できるプログラムへ落としこむ仕事。プログラムに関する知識やチームで構築する際のコミュニケーション能力、作業における粘り強い集中力が必要。

 コンピュータのハードウェアやソフトウェア、通信回線などを駆使して求められる業務システムの設計を行う技術者。


 コンピュータソフトによるグラフィックス(CG)を実際に制作する。ゲーム映像の平面的なグラフィックから始まったCGは飛躍的な技術発展を遂げ、活躍場はさらに広がる。

 ゲームプログラマーやゲームのシナリオライター、コンピュータグラフィックス(CG)デザイナーやサウンドクリエイターなど、ゲーム制作に携わるすべての技術者・専門者。


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