健康管理
「健康管理」についてのNews & Topics
中高年からはじまったウォーキングはいまやブームを超えてあらゆる世代に広がり、すっかり定着した。また運動に遊びの要素を組み込むことで、本来人間の身体に備わっている運動神経を鍛える「コーディネーショントレーニング」が、普段体を動かす機会の少なかった層に取り入れられ、注目を集めている。誰にでも優しく始めることができ、長く続けられるといった新しいタイプの体力向上方法、健康管理法が、効果を上げ始めているようだ。こうした従来のスポーツ健康管理法や競技スポーツにはない簡便さが受けている背景には、個人のライフスタイルや、世代別の身体能力の変化が理由ではないかと言われている。個々人の体力低下を防ぎ、健康管理に役立てるメニューはさらに発展していきそうだ。
学問へのアプローチ
スポーツによる健康管理という概念が広がり、ケガの予防医療や用具開発にも研究成果が反映されている。ことに「スポーツ医学」「健康体育学」「運動生理学」分野の発展は目覚ましい。スポーツ選手の「競技経験を生かしたトレーニング理論」を構築する試みも成果を挙げている。またスポーツ実習をともなった健康管理法、なかでもアスレティックトレーニング、スポーツコンディショニングといった理論が、科学的、身体的に解明されることにより、フィジカルな指導を行えるトレーナーや指導者も増えてきている。体育学、運動学、健康体力学といったこれまでの研究領域に、さらに応用解剖学、健康生理学、運動栄養学、運動力学、環境保健学、健康教育学といった分野が相互に研究成果を取り入れて発展している。
これからの「健康管理」
団塊世代の定年退職者の増加や、今後ますます進むと予測される少子高齢化の時代を迎え、生涯にわたり「自分の体を管理する」という考え方が一般に広がりつつある。ウォーキングやトレッキングといった中高年層を中心としたものや、ヨガやピラティス等若年層にブームが起きているものまでさまざまなブームの背景には、こうした健康管理への関心の高まりがあげられる。体調や健康状態の管理について、医療機関だけに頼るのではなく「自分で管理」するという発想は、新しいだけにまだ完全に浸透しているとは言えない状況だ。だが、プロ選手のトレーニング法が理論的に解明され、それが一般の健康管理に生かされる場面も増えてきており、こうした流れは確実に進んでいきそうだ。
「健康管理」について学ぶならこの学問
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| 栄養学は、人間の身体とエネルギーをつくる「栄養」について、総合的に研究する学問です。食物に含まれる栄養成分の分析を基礎に、人間の食事に伴う生理作用、消化吸収のしくみを検証するとともに、人間の身体をつくり、健康を維持していくための効率的な栄養の採り方を研究します。 |
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| 食物学は、家庭の中での「食」について総合的に研究する学問です。調理の理論と技術をはじめ、食物に含まれる栄養を利用した健康づくり、食品の加工・保存法などが研究テーマとなります。食品の成分分析など化学的な視点が中心となりますが、世界の食生活の多様性、食文化などの文化面も重要な研究テーマです。 |
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| 人間科学は、人間の心と身体のしくみを解明するとともに、人間が生きている社会や環境を研究し、《人間はなにか》という根源的なテーマに迫る学問です。動物としての「ヒト」、文明を作りあげてきた「人類」、社会や組織の中で活動する「人間」など、人間がもつさまざまな側面を統一的に理解することめざします。 |
「健康管理」に関係する職業
栄養士とは、栄養関係の専門知識を持ち、学校、病院など一度に多くの食事を供給する施設でメニュー作りや栄養管理を行う仕事。管理栄養士は、栄養士や調理師を指導する。
学校や病院など、集団施設での給食調理から、旅客機や船舶内での食事、街の食堂やレストラン、高級料亭、各国料理店まで、調理師の活躍の場は幅広い。
疾病や外傷を持つ患者、妊娠・出産期の人たちや高齢者の病状や健康状態の変化を予測し、身体的苦痛を和らげ、生活をサポートする仕事である。
病院、薬局などで薬品の調剤、医療品の供給を行う仕事である。製薬会社や化粧品会社で薬品の開発研究に携わることもある。


