商品・製品開発技術者
「商品・製品開発技術者」の特徴
スチームで焼くオーブンや新しい発想のゲーム機など、ヒット商品の企画・開発者が表舞台で注目される機会が増えている。商品・製品開発技術者は企画力が重視される。個人のアイデアの豊富さのみならず、関わる業界の最新動向、消費者のニーズや社会全体の動きをつかむマーケティングセンスからよい企画が生まれる。また、アイデアを実現するには、社内の各部門の要望・コストに合わせなければならない。交渉能力や粘り強さも必要な資質となる。他社に類似商品はないか、特許侵害や商標に問題はないかなどの知的財産に関する知識も必要。技術や素材に関する豊富な知識と情報分析力、柔らかな発想力とコミュニケーション能力を備えたい。

「商品・製品開発技術者」に関連する資格
開発する商品ジャンルで異なる。機械・ITから住宅・食品・衣料まで幅広く商品開発技術者が存在するため、まずは専門ジャンルの知識を習得したい。
その上で、IT関連の新商品開発であれば「ソフトウェア開発技術者」「プロジェクトマネージャ(ITシステム開発のプロジェクトリーダー能力を認定)」の資格が役立つ。実際の商品デザインなども担う立場であれば実務に必要な「CAD利用技術者」の資格や「カラーコーディネーター」「色彩検定」などデザインに役立つ知識もプラスになる。商標や特許における知識を裏付けるには特許申請などを行う「弁理士」もあるが難関で法学の分野に入るため、理系研究者でも取得しやすい「知的財産検定」を活用するとよい。
「商品・製品開発技術者」に興味ある人は、この分野の学問を調べてみよう
![]() | |
| 機械工学は、時計やカメラなどの精密機器、工業に用いる生産機械、自動車や飛行機などの乗り物など、さまざまな機械を研究・開発する学問です。機械を構成するメカ機構やエネルギー機関などの構造を検証し、人間の生活や産業で、効率よく大量の仕事をこなせる機械、便利な装置などを生み出すことが最大の目的です。 |
![]() | |
| 電気通信工学は、電気や磁気の性質を応用して、人間の役に立つモノや技術を開発する学問ジャンルです。電気を通信や情報伝達の手段として用いるためのエレクトロニクス(ハードウェア)技術、データ処理や記録のためのソフトウェア技術のほか、電気エネルギーの開発・伝送と利用法(発電や電池など)について研究します。 |
![]() | |
| 材料工学は「金属」をはじめ、陶器やガラスなどの「無機材料」、合成樹脂や化学繊維などの「有機材料」まで、あらゆる材料について幅広く研究する学問です。たとえば、小型で軽量、堅くて丈夫、成型しやすいなど、材料がもつさまざまな特性を解明するとともに、原材料の加工や人工合成、大量生産のための技術を開発します。 |
![]() | |
| 経営工学は、企業経営における必要な人・モノ・カネという資源の効率的な運営、工場における生産工程の最適化など、広い意味での《システム》を対象とし、その効率化について科学的に検証する学問です。ネットワークによるデータ収集、コンピュータを利用したモデル解析などの数理的な手法を駆使することが特徴です。 |
![]() | |
| 商品の形状や色彩をつくるプロダクトデザインをはじめ、広告や印刷物などのグラフィックデザイン、店舗やイベント会場などの空間デザインまで、主に工業や商業の世界におけるデザインを創作するジャンルです。美しさと機能性・コストのバランスを重視し、なんらかの形で社会に役立てるためのデザインを追究します。 |




