合格体験レポート AO入試
高2夏休みに高知からオープンキャンパスに参加 「保育士」を目指して桜美林大学の推薦に合格!!
桜美林大学 健康福祉学群 保育コース 3年/2012年度
田村誠子さん
推薦入試で準備したこと
公募制推薦を受験して、桜美林大学に入学した田村誠子さん。4年制大学で「保育士」の勉強をしたいと、田村さんは高2の夏休みに桜美林大学のオープンキャンパスに参加し、目標の大学を見つけました。すでに3年生になった田村さんは、保育士を目指して、計5回の「教育実習」に取り組んでいます。そんな田村さんに、推薦入試合格の秘訣を聞いてみました。
インターンシップで「保育士」という目標を決めました
出身地である高知県は中学からインターンシップを実施しており、私は保育園で職場体験をしました。それがきっかけで、自分の“子どもが好き”という気持ちを強く認識し、将来は「保育士になりたい」と考えるようになったのです。そして、保育士養成の4年制大学を志望するようになり、高校2年の夏、高知から母と一緒に、桜美林大学のオープンキャンパスに参加しました。
オープンキャンパスでは体験授業に出席し、子どもとの接し方を学びました。子ども同士がケンカをしている場合、どのように仲裁すればよいか、コミュニケーションはどのようにしてとるかなどという授業は、新鮮で感心させられました。このほかキャンパス内の施設なども見て回り、高2で「公募制推薦」の受験を決めました。
評定平均値全体3.1、学群指定科目3.3以上はすべてクリアしました
「公募制推薦」は専願制で、学校長から推薦を受けることが前提でした。そして健康福祉学群の出願条件は、全体の評定平均値が3.1以上、さらに[外国語、国語、地歴または公民、数学、理科、保健体育]のうち、2教科の評定平均値が3.3以上でしたが、数学が得意だったこともあり、2つともクリアしていました。 「面接」では2人の面接官から、志望動機や「読書リポート」などについて質問される形式でした。「読書リポート」は入試要項の中に、学群が指定した課題図書が示されていて、それを読み、内容を把握した上で自分の考えや感想を1,200〜1,600字でまとめ上げるものです。小論文と面接をミックスさせたような内容で、できるだけ内容を深く掘り下げて考え、理解を高める必要がありました。
面接は模擬練習を繰り返すことで自信を持って対応しました
面接対策として、夏休みに担任の先生の協力を得て、面接官の質問を想定した模擬面接を繰り返し練習しました。この徹底した練習によって、面接では自信を持って答えることができました。このように、早めに目標を定め、オープンキャンパスに参加し、模擬練習を繰り返すという、一歩先行した準備が合格の決め手でした。
そして、合格が決まった10月からは入学後を考え、基礎学力アップに励みました。入学前教育としてブリッジカレッジという在学生との交流機会がありましたが、残念ながら遠方のため参加できませんでした。これから受験する人はぜひ参加してみてください。
大学3年の現在、計5回ある教育実習を楽しみにしています。子どもとのコミュニケーションを通して、多くのことが学べるからです。
ADVICE
入試担当の先生に聞きました!
入試広報センター長
堀 潔さん
推薦入試は専願制ですから、「桜美林大学で学びたい」と思う気持ちの強い人が多く出願します。入学後の成績においても好成績の学生の比率が高いので、本学は推薦入試の受験生に期待しています。
「読書リポート」は、各学群が指定した課題図書を読み、内容を把握した上で、自分の考えをまとめるものです。与えられた量の文章を期日までにきちんと読みこなすことができるか、本の内容が理解できているか、内容に関する疑問や自身の見解を示せるかをリポートと面接で審査します。
入学前教育としては、e-Learningツールを用いた自主的な学習と、本学での「ブリッジカレッジ」という体験型・対話型の学習の2種類を実施しています。後者には在学生との交流の機会も設けています。