合格体験レポート AO入試
企業経営の夢のため、経営と心理を同時に学べる経営心理学科をAO入試で受験。熱烈な自己アピールで合格をゲット
東京富士大学 経営学部 経営心理学科2年/2014年度
合田 政彦さん
AO入試で準備したこと
将来は、会社の経営者という大きな夢がある合田さん。経営学とともに、商業では大切な心理学も学べる「経営心理学」に出会い、この学科を設置する東京富士大学のオープンキャンパスに参加。すぐにこの大学の志望を決定しました。どうしてもここで勉強したい、という強い熱意を直接アピールするために「AO入試」を選んだ合田さんに、合格の秘訣を聞きました。
将来の起業のため、ビジネスに必要な経営・心理の分野を選択
子どもの頃から、祖父が地元の催し物でお店を出すときによく手伝いをしていました。お客さんと対話しながら商品を売る、というやりとりが好きだったんですね。だから将来は会社への就職よりも、自ら起業して自分の才覚で商売をやりたいという強い希望があって、高校で進路を考えたときに、迷わず「経営」を学べる学部を選びました。商売では相手の気持ちや態度を考えて接客することが必要なので、心理学にも興味がありました。経営と心理を合わせて学べる東京富士大学の「経営心理学科」を知ったとき、まさに私にぴったりだと思ったのです。
それから、この大学についてパンフレットやホームページなどで徹底的に下調べをしました。8月の夏休み期間にオープンキャンパスに参加し、模擬授業やキャンパスツアーを通じて、この大学の良さをますます実感しました。
独自の「面接ノート」で対策を研究。模擬面接で何度も練習しました。
「AO入試」を選んだのは、どうしても東京富士大学で勉強したい、という私の意欲をじかにアピールしようと考えたからです。もともと人と話すことは得意だったし、面接が重視されるAO入試なら、熱意がきっと大学に伝わるだろうと確信したのです。
志願者全員に課題レポートが出され、テーマは「経営改革に関する有効な手段を3つ提案する」という実践的なものでした。図書館で本を調べたり、同級生に聞いたりしたことを書き留めながら、自分で3つに絞って原稿をまとめ、先生にも何度も添削してもらいました。面接対策では「面接ノート」を作って、仮想の質問を20通り以上書くなど、どんな場面にも対応できるように準備しました。回答の丸暗記ではダメなので、自分の言葉で話せるように練習し、何人もの先生にお願いして繰り返し模擬面接を受けました。
合格決定後、大学からの課題で基礎学力をアップさせました
合格が決まったのは、10月の初め頃です。それから卒業までは、受験中で合格が決まらない友人に、面接経験者としていろいろなアドバイスをしました。また、大学から送られてきた課題で学力面をフォローアップするなど、卒業まで充実した日々を送りました。
1年生の時は、経営心理学概論、経営学概論などの基礎的な科目を学びました。どの先生も豊富な実例を挙げながら解説されるので、とても身近に感じられました。現在の目標は、将来社会でも役立つ「心理学検定」を受験すること。また授業で基礎を固めたら、インターンシップ制度を活用していろいろな職場でビジネスの雰囲気を肌で味わいたいと思います。最初は1つに絞らず、さまざまな業界を体験する間に、自分の経営者としての進路も決めていければいいなと考えています。
ADVICE
入試担当の先生に聞きました!
入試広報室 次長 上田浩さん
AO入試で重要視しているのは、現在の成績よりも個性ややる気、そして大学4年間でどれだけ成長できるかという可能性です。得意な分野がある人は、他の分野についても大きく伸ばせる可能性をもっています。そこで2014年度からはAO入試制度を改革し、課題の成績を重視する「課題型」、課外活動を重視する「活動実績型」、将来設計や志望動機を重視する「自己推薦型」、そして「卒業生子女等型」の4タイプに再編成して、いろいろな可能性をもつ受験生が、それぞれ得意な分野で受験できるようにしました。
またエントリー制を廃止し、しかも何回でも再出願できる(再受験料は不要)ように変更。こうして多様な個性をもつ学生が集まることで、授業や生活でも互いに刺激を与え合って成長するように配慮しています。さらに、本学独自の課題「fドリル」も用意し、入学前から合格者の基礎学力の育成にも取り組んでいます。