合格体験レポート 推薦入試
ビジネスを本格的に学ぶために経営学部を選択。「環境重視」で選んだ東京富士大学の指定校推薦に合格
東京富士大学 経営学部 経営学科 2年/2014年度
水嶋 司さん
推薦入試で準備したこと
指定校推薦入試で東京富士大学に入学した水嶋さん。高校時代の経済の授業を通じて経営学に興味をもち、高校3年生の6月に経営学部のある東京富士大学のオープンキャンパスに参加。少人数制でアットホームな教育環境が気に入って、この大学を目標に定めました。今は「出身高校の代表」という自覚をもって学業に力を入れたいという水嶋さんに、推薦入試に合格するまでの道のりを聞きました。
施設や設備よりも自分が「成長できる環境」を基準に選択しました
出身校は6つの科がある総合技術高校で、私は「流通経済科」で経済について基本的なことを学びました。特に、簿記やビジネスの勉強をしたことで経営学への興味が深まり、大学ではもっと本格的にビジネスを勉強してみたいと考え、自然な流れで経営学部を志望するようになりました。
もともと人が多い環境は少し苦手なところがあり、きちんと実力をつけるには先生の目が行き届くところがいいと思い、大学は特に教育環境を重視して選ぼうと考えていました。東京富士大学を選んだ理由は、教員あたりの学生数が少なく、先生と学生の距離がとても近かったことがいちばんです。学校の施設や設備も大事ですが、それよりもまずは自分を成長させられる環境が重要。オープンキャンパスでの先生方や先輩の応対もとても丁寧だったので、ここが僕の居場所だと直感しました。
プレッシャーを力に変えるために「指定校推薦」にチャレンジ
「自分の高校に「指定校推薦」の枠があることは先生から聞いていましたが、サッカー部の活動に熱中していたこともあり、正直なところ成績はあまりよくなかったのです。それで、せっかく受験するなら自分を追い込んでチャレンジしようと決意をして、あえて指定校推薦入試という方法を選びました。
高校の先生に志望の意思を伝え、9月頃には高校からの推薦をいただきました。それから、推薦入試で重視される面接の対策を念入りにやりました。実際に出願したのは10月後半。11月に面接試験を受験して、数日後に合格通知が来ました。入学前には、fドリルやマークシートテスト式の問題など、大学から送られてきた課題に取り組みました。普通科でない私にとってはちょっと難しかったですが、大学で学ぶうえで必要な基礎学力を補うことができました。
合格後にも、高校の課題などで充実した日々を過ごしました
推薦入試ではよく「合格決定後に気が抜ける」といわれますが、私の場合は卒業まで意欲的に過ごせました。私の高校には、3年生の1年をかけて自由な研究テーマに取り組む「課題研究」という授業があり、卒業までその課題に取り組んでいました。私たちは「コミュニケーション」をテーマに選んで、「面接対策」を学ぶための映像(DVD)を作る作業に没頭していました。
指定校推薦入試を受けた学生は、出身高校からの代表として大学に入学するので、これまでよりさらに学業に力を入れたいと考えています。実際に、代表という自覚があると、日頃の授業にも自然に集中できるようになるものですね。そのほか学生広報スタッフとして、大学のPR活動のお手伝いもしています。いろいろなチャレンジをして、視野を広げるなかで将来の進路を決めたいと考えています。
ADVICE
入試担当の先生に聞きました!
入試広報室 次長 上田浩さん
指定校推薦で入学する学生には、高校の代表として、他の学生のリーダーとなることを期待しています。教職員とともに自分の大学を作っていくんだ、という気概をもつ受験生の志望を待っています。
もう1つ、「経営学」という学問の教育に重点を置いた本学を志望する前に、経営学について少しでも触れていただきたいですね。経営学の概略は、オープンキャンパスなどの機会にお伝えします。それをもとに、経営学を通じて何を学びたいのか、それを将来どう役立てたいか、ということを考えてみてください。
本学では、合格後に大学の授業を受けるための基礎知識をフォローアップする独自の課題「fドリル」を用意しているので、やる気さえあれば学力の面での心配はいりません。さらに、すべての新入生を対象とした新しいスカラシップ制度を新たに導入。推薦入試の入学者も奨学金を受給できるようになりましたので、希望者はお申し出ください。