逆引き大学辞典

指定校推薦入試では、出願時に提出した書類（志望理由書など）と面接で合否が決まるので、面接対策がとても大切になります。私は、出身校の先生15人ほどに模擬面接をお願いしました。私のプロフィールを渡し、その場で先生が考えた質問が出されるのですが、先生によって見方が異なるので、ちょっと角度の違った質問もあります。最初は戸惑いましたが、だんだん臨機応変に対応できるようになり、本番では落ち着いて答えられたと思います。
面接時には、高校時代の活動について詳しく聞かれました。高校では和太鼓部に所属していました。全国大会に毎年出場する強豪校だったので、練習は厳しかったですが、大会でよい成績を残したときにはとても充実感がありました。人にいちばん自慢できることを聞かれたので、和太鼓部の活動を通じて得た経験や、自分が成長できた点を話しました。

オープンキャンパスは、残念ながら日程が合わずに参加できませんでしたが、面接試験のときに初めて大学を訪れてみて、この千葉市周辺の環境がすぐに気に入りました。緑は多いし都心に比べて街の混雑も適度で、「都会過ぎない」ことが、地方出身の私には合っているなと思いました。入学後には仲のよい友だちもできて、念願だった部活動のマネージャーとしてがんばっています。
学業の面では、2年次以降の学科を決める前段階として、経済の基本となる「お金」の流れについて特に勉強しました。資格対策の授業も豊富に用意されており、大学での勉強がそのまま受験対策になるので効率がいいと思います。大学の4年間、こうした授業を活用して「簿記」「販売士」などできるだけ多くの資格を取得することが、金融関係への就職という将来の夢につながると思っています。