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新しい学びを知ろう!新増設 大学・学部・学科特集

名城大学

新設学部・学科レポート

自分の言葉で表現し「世界人材」として活躍できる能力を養成。
英語で考え英語で伝える実践力を養う「外国語学部」が誕生

新設予定学部・学科

  • 外国語学部/国際英語学科

文科系から理科系まで8学部を擁し、穏健中正で実行力に富み、国家、社会の信頼に値する人材の育成に努めてきた名城大学。2016年には、新しい学びの場として「外国語学部・国際英語学科」を新設し、世界と日本をつなぐ有能な人材の育成をめざします。

新設の背景

約90年にわたり優秀な人材を社会に輩出してきた中部圏随一の文理融合型総合大学

 名城大学は、1926年(大正15年)に開設された「名古屋高等理工科講習所」をルーツにもつ文理融合型の総合大学です。「穏健中正で実行力に富み、国家、社会の信頼に値する人材を育成する。」を立学の精神として、教育・研究・社会貢献に取り組んできました。現在は「法学部」「経営学部」「経済学部」「人間学部」「理工学部」「農学部」「薬学部」「都市情報学部」の8学部23学科を擁し、中部圏の大学の中でも随一の規模を誇っています。

 2016年の開学90周年を迎えるにあたり、新たなコミュニケーションメッセージとして「つながりを、チカラに。」を掲げ、企業や国際社会との連携による教育・研究・社会貢献を通したグローバル人材育成の拠点、先端研究の拠点としての発展をめざしています。その一環として、2016年4月には新しい学びの場として「ナゴヤドーム前キャンパス」を開設。「外国語学部・国際英語学科」を新設し、教育体制のさらなる充実を図ります。

「英語力」「国際理解力」「実践力」を兼ね備え、世界に日本を発信できる人材を育成

 グローバル化がますます進展する社会では、外国語を自由に使いこなすことに加え、世界各地の文化や歴史をよく知ること、そして自分から物事にチャレンジできる積極的な姿勢をもつことが、とても重要になっています。

 新設される外国語学部・国際英語学科では、これまでの英語教育を超えたグローバルコミュニケーション力の育成をめざしており、英語で考え英語で伝える実践的な学びを通じ、社会で通用する「英語力」を身につけます。同時に英語圏、アジアなどの国や地域の歴史と文化を幅広く学び、多様な価値観を受け入れられる「国際理解」の能力を身につけます。日本の古来の伝統文化や歴史についても深く学びます。さらに留学や国際フィールドワークを通じて、自分の言葉で日本を発信し、世界の人々とコミュニケーションできる「実践力」が養われます。こうした実践的な英語学習と幅広い国際理解教育を展開することで、世界と日本を英語でつなぐ「世界人材」を育成します。

学びの内容と特色

All Englishで学ぶ少人数英語プログラムにより、英語による発信力を徹底的に強化

 新設される外国語学部の学びには、実践を重視した5つの特色があります。

 まず1つめは、少人数制のクラスでAll English(すべて英語)で学べる授業。英語による表現力を養うため、話す・聞く・読む・書くの4要素をしっかりと体得します。そのうえで、英語学習の基本となる「コミュニケーション」「リーディング」「ライティング」、さらに自分の意見を伝えられる発信力を鍛えるための「ディスカッション」「プレゼンテーション」「ディベート」などの科目を履修します。これらの授業ではペアまたは少人数で課題に取り組む「タスク・ベースド・ラーニング」を採用。学生同士の対話や意見交換、プレゼンテーションもすべて英語で行います。

 2つめは、諸外国の歴史・文化・社会を理解し、日本を海外へ発信できる力を養うこと。英語圏の国々のほか、多くの日本企業が進出し私たちとも関連の深いアジア諸国に関する科目、さらに国際経済や国際情勢についての専門科目を学びます。

企業や地域との連携、海外での体験的な学びにより現場での実践力を身につける

 3つめの特色は、企業や地域との連携プロジェクトに挑み、ともに働く力や実践力を養成すること。2年次から始まる国内外でのフィールドワークでは、企業や地域の課題を取り上げたプロジェクトに参加。課題の設定から情報収集、分析、解決策の提案、そしてプレゼンテーションまで一貫した流れの中で学べます。

 4つめは、希望する学生全員が海外での学びを体験できること。「短期」「中長期」の語学留学をはじめ、海外での実践的な課題に取り組む「国際フィールドワーク(フィールドリサーチ)」、さらに「海外インターンシップ」「海外ボランティア」など、目的やレベルに合わせた多彩なプログラムで学生をサポートします。

 そして5つめが、英語学習のための施設「グローバルプラザ」の設置です。日常的にネイティブスピーカーと触れ合いながら、本場の英語コミュニケーションを学べます。また、留学前の準備、留学後のレベルアップにも適した環境を提供します。

大学からのメッセージ

旅行・観光・航空業界のほか、英語教育や国際企業など多彩に広がる活躍のステージ

 外国語学部では、学生の英語レベルと将来の目的に応じた実践的な留学・研修プログラムを用意しています。たとえば「中長期留学」では語学の学習プログラムのほか、英語力に応じて専門科目も学べます。また「国際フィールドワーク」では、アジアなどの諸外国で異文化・国際社会に触れながら課題を発見し、現地調査を行います。「海外インターンシップ」では、海外のさまざまなプログラムに参加し、大学で学んできたことを実践の場に生かせます。

 こうしたアクティブな学びにより、卒業後は日本と世界をつなぐ「世界人材」として、社会でさまざまな活躍の道が広がります。たとえば、ホテルや航空会社をはじめとする旅行・観光・運輸業界やグローバル企業の国際部門、そのほか英語教育を行う学校や研修施設の教育機関といった舞台が想定されます。実践的な英語能力とコミュニケーション力は、グローバルな課題に取り組む非営利団体(NPO・NGO)などでも生かすことができます。

TOPICS

名城大学の「国際化」「地域連携」の拠点となる新キャンパス誕生

 外国語学部の新設に合わせて、2016年4月には新たに「ナゴヤドーム前キャンパス」が開設されます。最寄り駅はJR中央本線をはじめ、地下鉄名城線、名鉄瀬戸線などが集まる交通の要所「大曽根駅」。名古屋駅からは10分、栄駅からは12分というアクセスのよさで、名古屋方面からも通いやすく、都心で働く社会人学生にとっても絶好の立地といえます。

 新キャンパスは「キャンパスから地域へ、キャンパスから世界へ」をコンセプトにしており、英語コミュニケーション力を養う「グローバルプラザ」のほか、学生の主体的な学習力を養う「ラーニングコモンズ」といった施設が設置されます。2017年には、人間学部・大学院人間学研究科と都市情報学部・大学院都市情報学研究科も当キャンパスへ移転して、全学生数約1万6000人のうち約3000人が通学する見込み。国際化と地域連携をキーワードに、3学部が融合した創造型キャンパスが誕生する予定です。

大学インフォメーション

名城大学

■問い合わせ先
〒468-8502
愛知県名古屋市天白区塩釜口1-501
入学センター
TEL.052-838-2018
■大学のホームページ
http://www.meijo-u.ac.jp/

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