1. 「逆引き大学辞典」トップ
  2. 新増設 大学・学部・学科特集
  3. 森ノ宮医療大学

新しい学びを知ろう!新増設 大学・学部・学科特集

森ノ宮医療大学

新設学部・学科レポート

チーム医療を実践できる人材を育成すべく、5学科を有する医療系総合大学へ

新設予定学部・学科

  • 保健医療学部/作業療法学科・臨床検査学科

幅広い医療の分野で優秀な人材を養成している森ノ宮医療大学では、従来の3学科に加えて新たに「作業療法学科」「臨床検査学科」を設置。全5学科体制となり、チーム医療の現場で活躍できる人材を養成する医療系総合大学としてスタートします。

新設の背景

高度化、専門化する医療ニーズに応えるため2学科を新設。医療系総合大学へと進化

 森ノ宮医療大学は、40年以上の教育の実績があり高度な技術をもつ優秀な医療人を多数世の中に輩出してきた学校法人森ノ宮医療学園を母体として、2007年(平成19年)に開学しました。

 現在は、保健医療学部に「看護学科」「理学療法学科」「鍼灸学科」を配置。3学科の連携による教育体制を築いており「看護のための鍼灸学、理学療法学」「理学療法のための看護学、鍼灸学」といった科目を設置するなど、互いの専門分野をクロスして学べるユニークなカリキュラムを採用しています。

 2016年(平成28年)4月には新たに「作業療法学科」「臨床検査学科」を設置し、医療系総合大学としてスタートします。医療系を幅広くカバーする5学科体制となることで、これまでに培ってきたチーム医療の実践的なトレーニングをさらに発展させた学びのスタイルを提供していきます。

学科や分野の枠を超えて学ぶ「チーム医療」

 医療系総合大学のメリットを生かし、自分の専門分野を学べるだけでなく他の分野とも連携した多彩な学び方を実現できる教育を展開します。地域の基幹病院である大阪府立急性期・総合医療センター、北野病院をはじめ、400施設の病院・医療機関とも連携。豊富な臨床経験をもつ教員による実践的な教育を行い、医療現場で必要な論理的思考力や、自ら考え行動できる応用力を鍛えます。

 新しいカリキュラムには、IPE(専門職間連携教育)に関する科目も配置される予定です。この授業では実際の症例を取り上げて、各学科の学生が自分たちの専門性をもとに連携・協力。患者さんを中心に、多くのスタッフが協力して医療にあたる「チーム医療」のスタイルを、より実践的により深く学ぶことができます。また、共通する症状などをテーマに、チームアプローチの方法について討議を進めます。こうして他者の意見を聞き、自己の意思を明確に伝えるためのコミュニケーション能力や表現力が磨かれることにより、どんな現場でもチーム医療のスタッフとして活躍できる人材をめざすことができます。

学びの内容と特色

【作業療法学科】─リハビリテーションの幅広いニーズに対応できる医療人を養成─

 作業療法士とは、医療の現場において手芸や工作などの作業を通して身体の機能を回復、あるいは維持できるようにサポートする「リハビリテーション」を担当する専門医療人のことです。

 リハビリテーションへのニーズは、子どもから高齢者まで年齢層によってきわめて多彩で、また病院や施設、患者さんの自宅など、あらゆる場面に応じた技術が求められます。そこで新設される「作業療法学科」では、確かな技術と豊かな人間性、コミュニケーション能力を備え、これらの幅広いニーズに応えられる人材の育成をめざします。また、脳卒中や認知症の患者さんに対する「介護予防」、健康や体力を増進して病気にならない身体をつくる「疾病予防」といった新しい医療ニーズについての学びも充実しています。

 鍼灸学科をもつ森ノ宮医療大学の特徴として、「漢方医学概論」「統合医療概論」など東洋医学に関する科目も設置されており、患者さんの身体と心を含めた全体を捉えられる「全人的医療」の基礎を学べます。

【臨床検査学科】─医療検査の最新技術を修得し、チーム医療の一翼を担う人材を養成─

 臨床検査学科は、臨床検査技師をめざす学科です。臨床検査技師とは、患者さんの血液や尿、細胞組織を調べたり、心電図や脳波の検査を行ったりするなど、病気の診断や治療に必要な検査を行い、集めたデータを分析する医療の専門技術者です。

 医療の高度化に伴って、臨床検査技師が取り扱う検査の種類はより幅広く、より専門的になっています。新設される「臨床検査学科」では、こうした高度な医療の現場に対応するために、必要な医学の専門知識や検査技術を身につけるとともに、チーム医療の一員となって現場で活躍するための協働する力、問題解決力やコミュニケーション力を養います。

 専門科目では、臨床病態学、形態検査学、生物化学分析検査学、病因・生体防御検査学、生理機能検査学、検査総合管理学、臨地実習といった各領域を体系的に学びます。さらに、急速に発展している遺伝子検査の技術や、CT、MRI、内視鏡、超音波などによる画像診断の技術も修得できます。

大学からのメッセージ

勉学から日常生活、就職まで、学生を手厚く支援する「トリプルサポート体制」を採用

 森ノ宮医療大学では、入学から卒業までの4年間を心身ともに健やかで心地よく過ごせるよう、生活全般にわたる「トリプルサポート体制」を築いています。

 教員による指導体制として「担任・チュートリアル制」を採用しており、教員が勉強についての指導だけでなく、大学生活の中で抱える疑問や悩みの相談にも応じます。また、「学生支援室」では職員が1人ひとりの状況を把握したうえで、日常生活をはじめクラブ活動、奨学金、下宿などあらゆる面で学生を支援します。就職指導については学生の面談記録をもとに進められ、各学生の個性・適性・希望を把握し、学生の希望に合った進路が決まるまで丁寧な就職面談を行います。

 さらに「学習支援センター」では、大学での学習方法から専門的な学びまで丁寧にフォロー。国家試験対策もサポートします。個人の学習を支援するだけでなく、グループでの勉強会を開催するなど、それぞれの学生の希望に対応して丁寧に指導を進めます。

TOPICS

最寄り駅から徒歩1分の便利な立地。新棟の完成で学習環境も充実

 森ノ宮医療大学のキャンパスは、大阪の海の玄関口である南港地区にあり、大阪都心部の各主要ターミナル「大阪(梅田)」「なんば」「天王寺」から電車で30分以内。最寄りの地下鉄中央線「コスモスクエア」駅からは徒歩約1分と、とても交通の便がよい場所にあります。

 近くには、企業や研究所や大型ショッピングモールが集まる新興開発地域で、大阪府庁の一部(咲洲庁舎)が移転するなど、注目を集めているエリアです。キャンパスの目の前には海があり、眺望も絶好。ほのかな潮の香りが心地よい癒しを与えてくれる学びに適した環境です。

 新学科の誕生と同時に、2016年春にはキャンパス内に新しい校舎も完成予定。新設される学科の実習室・講義室のほか、より快適な学習環境が整った新図書館、学生と教員が一体となって学べる新たな学習スペース、トレーニングルームなども設置されます。さらに、新校舎に隣接して新しい体育館も建設される計画で、勉学だけでなく部活やサークルなどの学生生活全体が充実したものになる環境が整えられる予定です。

大学インフォメーション

森ノ宮医療大学

■問い合わせ先
〒559-8611
大阪府大阪市住之江区南港北1-26-16
アドミッションセンター
TEL.06-6616-6911
■大学のホームページ
http://www.morinomiya-u.ac.jp/

大学情報を見る

パンフレット請求

各学部学科の学びの特長解説はもちろん、キャリア支援や学生生活サポートに関する情報まで充実。先輩や卒業生のインタビューも満載。

資料請求リストに追加


画面上部に戻る