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新しい学びを知ろう!新増設 大学・学部・学科特集

大手前大学

新設学部・学科レポート

栄養の専門知識と幅広い教養を学べる「健康栄養学部」を新設。社会人の基礎力と問題解決能力を備えた管理栄養士を養成する

新設予定学部・学科

  • 健康栄養学部/管理栄養学科 ※平成28年4月開設予定 構想中

幅広い教養を背景に自分の専門分野を学んでいく「リベラルアーツ型教育」を掲げ、1人ひとりの個性に応じた教育を展開する大手前大学。大学創立50周年の節目を迎える2016年4月には、系列の専門学校を発展させた「健康栄養学部・管理栄養学科」を新設します。

新設の背景

幅広い教養を重視し、複合的な領域を選んで学べる独自のリベラルアーツ型教育を展開

 大手前大学は、1946年(昭和21年)に開設した「大手前文化学院」をルーツにもち、1966年(昭和41年)に開学した4年制大学です。“STUDY FOR LIFE(生涯にわたる、人生のための学び)”を建学の精神と定めており、「幅広い教養のうえに形成される専門性(メジャー)」の獲得をめざして、広く複合的領域を学習できる“リベラルアーツ型教育”を提供しています。

 大手前大学の経営母体である学校法人「大手前学園」は、大学(現代社会学部、総合文化学部、メディア・芸術学部)と短期大学(ライフデザイン総合学科)に加え、2つの専門学校(大手前栄養学院、大手前製菓学院)を運営しており、幅広い領域にわたって世の中に貢献する専門的な人材を多数輩出してきました。

 2016年(平成28年)4月に学園創立70年、大学創立50周年の節目を迎えるにあたり、大手前栄養学院専門学校を進化させた「健康栄養学部 管理栄養学科」を新設。これまで以上に教育研究体制の充実を図ります。

新たな管理栄養士のニーズに対応し、専門学校を進化させた「健康栄養学部」を新設

 食の安全性に対するニーズの高まりや、食生活の多様化の進行など、日本人の「食」のスタイルは大きく様変わりしています。一方、少子高齢化が急速に進むにつれて健康や栄養への関心が広がっており、日本の「食」は今大きな転換期に差しかかっているといえます。

 こうした背景から、病院や地域の保健センターで患者の健康管理、栄養面の指導にあたる管理栄養士には、子どもから社会人、高齢者まで、それぞれの健康志向に応じて柔軟に対応できる教養知識、さらに豊かなコミュニケーション能力や問題解決能力が不可欠になっています。

 新設される「健康栄養学部」では、大手前栄養学院専門学校が管理栄養の分野で積み重ねてきた教育研究の成果を踏まえるとともに、既存の3学部と連携した教育を展開。人間の健康と栄養に関わる専門的な知識を学べるだけでなく、学生の興味や適性に応じてさまざまな知的分野にも挑めるよう、教育体制を整えます。

学びの内容と特色

学生1人ひとりにきめ細かに指導できる少人数制教育。理系科目が苦手な人も丹念にフォロー

 管理栄養学部の前身である「大手前栄養学院専門学校」では、管理栄養士国家試験の合格者数が、全国の専門学校(管理栄養士課程)中の第1位を、2006年から9年連続で獲得。2014年には89人が合格しています。また、学校の栄養教諭になる学生も9年連続で輩出しており、累計の合格者数は30人にのぼります。

 新学部では、専門学校で行ってきた実績ある「管理栄養士国家資格」および「栄養教員免許」のサポート体制を継承します。授業外でも20人クラスを同じ教員が4年次まで担当する少人数制教育を実施し、学生1人ひとりの個性や能力を細かく把握できる体制を築きます。

 また、カリキュラムが進むと栄養教育や栄養指導には文章力や読解力、表現力が必要となってきます。文系の力も必要となり、最近では文系から管理栄養士をめざす受験生も増えているように、本学でも理系の科目が苦手な学生もフォローします。この様に、本学に入学したすべての学生を懇切丁寧に指導し、国家試験の合格まで見守ります。

実習と実験を重視した授業、栄養士国家試験対策など万全の体制で学生をサポート

 授業で学んだ知識を確実に定着させるため、実習・実験を重視したカリキュラムを用意しています。また、あらゆる調理技術を修得するための調理実習室、高性能な機材で栄養成分や遺伝子の分析を行える実験室など、専門性の高い学びを快適な環境で受けられる施設を整えています。

 また将来の仕事へのやりがいを発見し、モチベーションを高めるため、病院、保健センター、事業所や学校などで、管理栄養士や栄養士の実務に触れられる学外実習も実施します。さらに食の分野をはじめとする多彩な分野の企業で、インターンシップに参加することもできます。

 3年次からは国家試験対策がスタート。対策講座では一部、本学オリジナルの教材も使用しています。ポイントを押さえたわかりやすい資料で、試験合格をめざし効率よく学べます。4年次には応用として模擬試験を実施。試験後は、すべての問題を教員が徹底的に解説し、疑問を残さずに最後まで理解することで、本番でのケアレスミスもなくせます。

大学からのメッセージ

栄養分野だけでなく、学部を超えて自由に学べる「Myカリキュラムスタイル」を採用

 前身の大手前栄養学院専門学校では、長年にわたり健康と栄養についての専門知識に加え、高度な調理技術を備えた管理栄養士を養成してきました。

 大学の管理栄養学部として生まれ変わるにあたり、これまで現代社会学部、総合文化学部、メディア・芸術学部で培われた多彩な科目を、学部を超えて学べるようにカリキュラムを構成しています。「Myカリキュラムスタイル」と呼ばれる大手前大学独自の制度で、栄養士の専門知識をベースに、さまざまな専門ジャンルの知識や技術を身につけることができます。

 たとえば、心理学の知識を学んで患者さんの心に寄り添える管理栄養士になる、マンガ制作を学びイラストで子どもたちに食の大切さを教える栄養教諭になるというように、将来の進路に役立つ学習スタイルを自分でデザインすることができます。さらに、英語の実践能力を高めてプロアスリートの海外遠征に同行する管理栄養士になるなど、グローバルに活躍できる夢も広がります。

TOPICS

大学生活をアクティブに楽しめるフットワークのよい2キャンパス

 大手前大学では、「いたみ稲野」「大阪大手前」「さくら夙川」の3つのキャンパスがあり、すべての学生が入学して最初の1年間を兵庫県伊丹市の「いたみ稲野キャンパス」で過ごします。「いたみ稲野キャンパス」は、阪急伊丹線稲野駅より徒歩1分、またJR宝塚線猪名寺駅からも徒歩5分という通学に便利な立地です。正面にそびえ立つ白い塔と広大な芝生のコントラストが美しいこのキャンパスでは、3学部に共通の教養科目を履修。他の学部の学生との交流も行いながら、卒業後の社会人としてのベースを築きます。

 そして健康栄養学部の学生は、2年次以降、大阪市中央区の「大阪大手前キャンパス」に移り、実習・実験を含む専門科目を履修します。このキャンパスは、大阪の中心地・梅田にもほど近く、最寄りの地下鉄・京阪線「天満橋」駅から徒歩2分という好立地。校舎の目の前に大阪城が広がる都心のキャンパスで、フットワークのよいキャンパスライフを楽しめます。

大学インフォメーション

大手前大学

■問い合わせ先
〒662-8552
兵庫県西宮市御茶家所町6-42
アドミッションズオフィス
TEL.0798-36-2532
■大学のホームページ
http://www.otemae.ac.jp/

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