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テーマ ロボット テレビ局

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どんな分野?

 家庭のテレビは、液晶・プラズマ方式によって薄型化とデジタル化が進んでいる。メーカー各社は、メガネ装着で映像を立体視できる「3Dテレビ」の新製品を次々に売り出し、新たな市場が生まれつつある。BS/CSやケーブルテレビに続き、無料放送の地上波も2011年7月には地上デジタルへ移行し、多チャンネル化したテレビの世界も新時代を迎える。
 テレビ局には、映画やドラマ、バラエティなどの気軽な娯楽(エンターテイメント)を提供することに加え、報道(ニュース)やスポーツ中継など、今起きていることを臨場感をもって伝えるという使命がある。人間の感覚に直接訴える映像を、お茶の間に供給するテレビ局はこれからも大きな役割を担っていくだろう。

活躍の舞台

 テレビ局の仕事につくための進路には社会科学系統、または人文科学系統に設置される「メディア学」「マスコミュニケーション学」などがある。
 この2つのジャンルには共通点が多く、聞き取り調査やアンケート、データ分析など、「社会学」的な研究手法が中心となる。たとえば報道の機能と使命、マスメディアの変遷、一般市民とマスコミの関係、活字メディア・映像メディアのメリットといった多彩な研究テーマから、現代のマスコミの実像と課題を検証していく。
 専門課程では、番組の企画・取材・編集の手法、スタジオでの照明やカメラ、音声の扱い方など、テレビの制作現場で必要なプロの技法を体験的に実習していく。そのほか、芸術系統にも「放送」や「映像」を専攻する学科がある。

学問へのアプローチ

 テレビ局の仕事は、番組に出演するアナウンサー、番組の企画制作を統括するプロデューサー、取材や撮影の現場を取り仕切るディレクター、さらにカメラマンや音声、照明、番組編集といった「技術スタッフ」など、多くの人たちの分業制で成り立っている。入局するとまず、スタッフ助手としてさまざまな現場を体験し、徐々にディレクターやプロデューサーなど制作担当へ進むのが一般的なコースだ。
 そのほかにも、番組関連のイベントやグッズの企画、宣伝、広告営業など、番組制作とは別の部門でテレビ局を支える大切な仕事もたくさんある。業界で活躍する先輩の話を聞いたり、実習授業を体験したりするなかで、自分がどの仕事に向いているのか、めざしたい職種を明確に意識していくことが大切だ。

このキーワードについて学べる学問分野

工芸・デザイン

製品の形や映像・絵・文字などを使った、人間の視覚に訴える表現芸術。美術の応用領域として、社会ニーズにそった「美」を創りだす分野。「機能性」「快適性」を希求するのが特質

社会学

家庭・地域・学校・企業など人間が作っている「組織」のしくみやはたらきを検証し、そこに生起する種々の現象を解析。社会病魔、福祉、環境、メディアといった現代的課題に迫る

文化学

世界の文化の多様性を土台に、古今東西の人や文化を総体的として比較。それぞれの文化特有の尺度や思想を発見・分析するジャンル。現地での「フィールドワーク」の研究手法がキモ

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