センター試験が終わったら気持ちをすぐに2次試験や私立大学受験にシフトする

センター試験が終わるとその結果がよい・悪いにかかわらず、気がゆるむ場合が多くあります。気がゆるみ一旦勉強がストップしてしまうことで、ライバルとの差が広がることになります。センター試験後は、どれだけ“気持ちを切り替えて行動できるか”が勝負です。ここでは、2次試験に向けて具体的な心構えと行動のポイントをご紹介します。
□センター試験から帰ったらすぐに自己採点をする
センター試験が終わったら、すぐに自己採点を行いましょう。自己採点は自分を客観視できる上に今後の対策にとても役立ちます。まずは、問題用紙に書き写した解答から正確な得点を把握しましょう。自己採点は日が経つと面倒になったり、記憶も曖昧になってしまうので、センター試験の当日または翌日に行うことがオススメです。もし、結果が思わしいものでなかったとしたら、一刻も早く気持ちを切り替えて勉強に集中しましょう。英単語・熟語の暗記など、これまでルーティンでやってきたことは継続し、また、この段階まで来たら、新しいことに手を出すよりも今までやってきた参考書・問題集をくり返してやる方が効果的です。
□自己採点結果を踏まえて、私立大学のセンター利用出願も検討してみる
自己採点の結果と理想に大きな差があった場合は、思い切って受験校を追加してみるのもひとつの手です。私立大学でもセンター試験の受験後に出願できるところもあるので、現役合格を目指して他にも出願できる候補校はないか探してみるとよいでしょう。
国公立大学の受験者は2次試験の出願に備える

□国公立大受験者は大学が設定した基準点を満たさないと2次試験を受けることが出来ない場合も
国公立大学験者にとってセンター試験はスタート地点です。一部の難関大学では2段階選抜を行うこともあります。この場合、各大学が指定するセンター試験(第1次試験)における基準点(いわゆる足切り点)を大手予備校や各大学が公開する情報で確認しましょう。上位校になるほど2次試験の得点比率が高いので、センター試験の結果が思うように届かなかったとしてもあまり悲観せずに最後までがんばることが大切です。
最後は気持ちの持ち方も大切です。なるようになるくらいのポジティブな考えでラストスパートしましょう。
今回はセンター試験の心構えと行動のポイントをまとめてみました。受験生の皆さんのご検討を祈ります!