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希望の学問分野で学ぼう! 社会科学系統 希望の学問分野で学ぼう! 社会科学系統

社会学の分野

家庭・地域・学校・企業など人間が作っている「組織」のしくみやはたらきを検証し、そこに生起する種々の現象を解析。社会病魔、福祉、環境、メディアといった現代的課題に迫る

分野の特徴

社会の構造、現代社会の実態を多角的に検証する

 社会学は、人間がつくり上げている「社会」そのものを分析・検証し、その成り立ちを研究する学問です。
 私たち人間は、家庭や学校、友だちや企業など「組織」「集団」をつくって生活しており、その集合体として社会を形成しています。社会学の主な研究対象は、この組織と社会です。個々の集団の“しくみ”と“はたらき”を分析することで、「現代社会とはいったい何か」、また「社会は人間にどんな影響を与えるのか」を考えます。さらに、現代の社会を理解するための切り口として、《組織》《社会心理》《コミュニケーション》といった要素を取り上げ、複雑な現代社会の実像に迫ります。また、言語や政治、産業、宗教などの側面から現代社会の実像を分析する分野もあります。
 そのほか、現代社会で起きるさまざまな現象のメカニズムを解明したり、社会が抱えている問題の原因を探り、有効な解決策を考えることも、社会学の重要なテーマです。 

現代社会を特徴づける社会現象の原因と深層を探る

 社会学の中でも、応用的な研究分野で扱われるのが、人間文化や社会的活動の中心である「都市」をはじめ、「情報」「福祉」「環境」といった《現代的》といわれる現象です。さらに、「少年犯罪」「オタク文化」「格差社会」など、今まさに社会に生まれつつある新しい潮流も、社会学の研究対象となっています。
 たとえば、「都市」については、どのような背景で発生したのか、その時代にどんな意義をもっており、どのように変遷してきたのか、といった過程をたどったうえで、都市文化の現代的な意味を探り、未来の都市の姿を予測します。また、多種多様な人々が生産や消費を営む場である都市は、その他の多くの現代的な問題を生み出す土壌でもあります。このように複雑な側面をもつ「都市」という存在に、歴史、社会、地理、政治、経済、法律や制度など、あらゆる手法からスポットを当て、その全体像を明らかにしていくのが、社会学の研究手法です。

何を学ぶ

社会現象の分析調査やデータ収集の実践手法を修得

 社会学が扱う現象、社会問題は非常に多岐にわたりますが、はじめは社会学の基礎理論を中心に学び、応用に向けて幅広い科目を履修するのが一般的です。
 基礎課程では、社会学の基本概念や理論を学ぶとともに、社会調査におけるサンプルの収集や分析法といった、専門的研究のための方法論を身につけます。 
 基礎課程には、組織や社会システムの構造を解明する《組織・システム》、現代の社会現象の特徴を解明し、その課題の解決に取り組む《現代社会・政策》という2つ大きなテーマがあります。前者では、家族や会社組織における役割分担とその変化、地域や組織の中に生まれる思想やイデオロギーなどを取り上げ、人間の意識と行動、組織の人間関係や集団心理のしくみについて実証的に学びます。また後者では、都市、宗教、ジェンダー、ナショナリズムといった現代社会に固有の現象を取り上げて、その深層に迫ります。 

多種多様な応用的社会テーマに、実践的に取り組む

 専門課程では、社会のいろいろな場面におけるコミュニケーションの姿を探る《コミュニケーション論》、世界各地の社会や文化の実証的な研究を通して、人類の多様性と歴史的発展を辿る《民族・人類》、高度な情報化が進む現代社会の実像を捉え、新聞やテレビ、インターネットなどのメディアのあり方を探究する《情報・メディア》、日本の福祉政策や制度を検証する一方、福祉現場での実践技術を学ぶ《社会福祉》など、理論から応用まで多彩な分野があります。
 学生たちは、これらのいずれかを各コースに分かれて履修するのがふつうです。社会学は、いずれの場合にも実践的な学習が重視され、現地や現場での調査と観察のためのフィールドワークを多用するのが大きな特徴です。また、各業界で活躍している先達やプロを招いての講義や演習、インターン制度や現場実習など、社会での実務を体験できるユニークな授業スタイルを採用するのも、この学問分野の注目点です。

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メディア創造学科 ※2018年度より学科名称変更

情報メディア学科が、「メディア創造学科」へと名称変更し、さらなるバージョンアップをはかります。「創造性・問題解決能力の涵養」を明確に意識した教育を行い、「アート」「デザイン」「マスメディア」「エンターテインメント」などを学べるカリキュラムが特徴。動画、静止画の撮影や編集が可能な演習室やスタジオを設置し、少人数による実践的かつ対話型の授業を展開します。
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