「看護」と「教養」の知を広く、深く獲得。多彩な分野での人間支援を目指す
看護学科が目指すのは、ヒューマンケアリングに基づく看護実践力の養成です。1つは、相手志向の、相手にとって最適な看護を実践する力。2つめは、出会う一人ひとりの価値観と経験に敬意をはらい相手の良いものを引き出して輝かせるようなケアを実践する力をつけることです。カリキュラム編成は、教育学、心理学、社会福祉学といった看護学を構築する上で欠かせない要素を学科間の交流により学び取れるよう工夫されており、人間の成長・発達・心理などへの理解を深められます。
また、看護教育に不足しがちであった教養教育の充実を「全学共通科目」で補います。内容は、総合大学ならではの利点を最大限に生かした文系・理系の枠を超える学際的なものとなっています。
1年次は、四谷キャンパスで総合大学ならではのさまざまな科目、学部共通科目とともに、看護学の基礎を学びます。2年次では「人間の発達と健康」に関連した看護の専門基礎科目を本格的に学びます。3年次は「人間の健康障害と看護」に焦点を当て、実習を中心に学び、看護実践能力を身につけます。2・3年次は目白聖母キャンパスで学びますが、水曜日は四谷キャンパスで科目を履修できるように工夫しています。4年次は、再び四谷キャンパスにおいて総合的に教養教育を学び、目白聖母キャンパスでは保健師・養護教諭・国際看護学など、それぞれが選択した科目やコースについて看護学の知識を深めます。
また、4年制大学における看護学基礎教育を修了した者に対して、1年の課程をもって、充実した助産学教育を行うために助産学専攻科があります。総合大学ならではのカリキュラムによって、対象理解を深めつつ、助産師として必要な知識、技術、態度を修得することを目指します。
70名
1,816,650円
看護師※受験資格
保健師※受験資格
養護教諭1種免許状※校種区分(中学・高等学校)なし
学芸員