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どんな分野?

 高齢化が進み、福祉サービスの需要が拡大するにつれ、福祉や介護の世界で働く人材やコストの面に加え、モノ・技術の側面が大きくクローズアップされている。
 「福祉機器」を開発するメーカーには、弱者の立場からモノづくりを追求し、福祉の現場を背後でしっかり支えていく役割が期待されている。福祉や医療器具を製作する専業メーカーはもちろん、家具や家電、生活用品のメーカーなど、さまざまな業界で日常的な負担を減らすための工夫が続けられている。
 さらに、介護する側が身体につけて腕の力を補強する「パワースーツ」をはじめ、寝たきりの人を移動させる器具など、福祉ロボット分野でも最新技術を用いた製品の開発が進められている。

活躍の舞台

 福祉機器の開発に取り組むには、機械や電気など幅広い工学技術に加えて「医療」「福祉」という、性格がまったく異なる2つの分野の専門知識を習得する必要がある。
 そのため大学では、工学系統または医療・保健系統に設置される「福祉工学」「臨床工学」といった専攻ジャンルに進むのがもっとも一般的なルートとなる。
 大学では、生理学、解剖学などの「基礎医学」、「心理学」や「人間関係学」を含めた医療・福祉分野と、使い心地を重視した製品の形と機能を研究する「人間工学」などの工学分野を並行して学んでいく。
 そのほか、高度な情報処理能力で人間をサポートする知能機械を研究する「知能機械工学」「ロボット工学」からのアプローチもある。

学問へのアプローチ

 福祉機器を開発する工業分野は、超高齢社会となった日本における21世紀の成長産業の一つといわれている。斬新なアイデアによる新しい福祉機器を次々に生み出すこと、製造工程の改善、規格化などでコストを下げることにより、巨大な市場を形成していくことが予測される。
 福祉機器は他の製品とは異なり、単に“作って売る”だけでは終わらない。使う側のニーズを正確に把握することはもちろん、現場の人々に正しい使い方を伝えたり、細かい調整を加えたりするなど“現場とともに”改良する姿勢が大切となる。
 高齢者や障害者の声、そして彼らを援助する福祉施設からの意見に耳を傾け、親身になって問題の解決につなげていくには、柔軟な対話力と強い責任感、判断力が求められる。

このキーワードについて学べる学問分野

工学系学際

新しい工学の視点から、人類が抱える重要課題や将来に大きな発展が期待される先端技術に挑むフロンティア領域。「資源工学」「地球環境工学」「先端工学」はその代表的な学際ジャンル

保健・衛生・医療技術学

医療・福祉活動を医師と共に支える「保健衛生」「リハビリ」「医療技術」を研究する学問。衛生環境を整えて病気を予防したり、社会復帰を助けたりして国民の健康を守ることがテーマ

工芸学・工業デザイン

製品や印刷物、家や店舗、公園や道路などを対象に、人間の感性や感覚に訴える「美しさ」を創造するデザイン表現を追究する分野。機能性やコストと「美」の調和が求められるのが特質

社会学

家庭・地域・学校・企業など人間が作っている「組織」のしくみやはたらきを検証し、そこに生起する種々の現象を解析。社会病魔、福祉、環境、メディアといった現代的課題に迫る

社会科学系学際

資源枯渇、環境汚染、人口爆発、食糧不足、安全保障問題など現代的な大テーマに、従来の学問的枠組を超えてアプローチする新分野。「総合的な視点」「多彩なテーマ」がキーワード

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