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どんな分野?

国際競技大会は、世界中の国や地域からトップレベルの選手を集めて開催される競技会です。4年に1度のスポーツの祭典をはじめ、サッカーやラグビー、野球の世界大会、各国の大学生たちが参加する大会など種類は多彩で、一流選手のプレーを間近に見られる絶好のチャンスとして、多くの国民に注目されています。人気の盛り上がりによってスポーツ人口の裾野が広がり、またスポーツによる国民の健康増進も期待されます。
政府は、国際競技大会をスポーツ振興に加え国際親善や地域社会の活性化にも寄与する重要な機会と位置づけています。スポーツ関連企業をはじめ、旅行・観光業、イベント業など経済への波及効果もあり、産業界からも期待が寄せられています。

活躍の舞台

競技スポーツの高い技能と、スポーツの指導力や統率力を身に付けることで、スポーツ指導者として活躍の道があります。代表的な仕事が体育教員です。そのほか、競技団体のコーチやトレーナー、スポーツ教室やトレーニング施設のインストラクターなど、さまざまな職種が挙げられます。
また、スポーツ団体の運営、スポーツイベントや競技大会の運営を専攻した人の就職先としては、大会を統括するスポーツ協会(リーグ・連合会など)、大会に参加するプロスポーツ団体などがあります。さらに、スポーツ科学の基礎理論を理解し、各種データ測定や実験などの研究手法を習得することで、スポーツメーカーでプロ選手向けの運動用具やウェアを開発するという仕事も考えられます。

学問へのアプローチ

国際競技大会に選手としての参加をめざす人は、「体育学」に進学するのが代表的な進路です。スポーツ競技の技能の向上を図るとともに、トレーニングや指導法、競技チームの統率、栄養管理や身体のケア、スポーツによる体力増進や健康づくりなど、指導者として必要な専門知識を養います。そのほか、スポーツ団体のマネージメント、スポーツイベントの企画運営などについても実践的に学べます。「社会科学系学際」や「経営学」でも、スポーツ経営を学べる大学があります。
「経済学」では、競技会場の建設やチケット販売など直接的な経済効果をはじめ、関連商品の販売、訪日観光客の増加など、国際競技大会が経済に与える影響を多くのデータから分析します。

このキーワードについて学べる学問分野

経済学

モノやサービスを交換するしくみ=「生産→流通→消費」の観点から、世の中の人々のより良い暮らしを探求する分野。数理的な要素が強いこと、国際的な視点が重要なことが二大特徴

体育学

運動能力の増強やスポーツ競技の技術向上のために、「運動」を総合的に研究する分野。各種のスポーツで運動理論と実技力を培い、健康で頑健な身体づくりのノウハウや技法を探求する

経営学

人、モノ、カネ、情報を活用した「企業」活動の管理法と運営法を研究するジャンル。即戦力として実践的な知識と運用能力を養成するために、インターンシップ教育が盛んなのが特徴

社会科学系学際

資源枯渇、環境汚染、人口爆発、食糧不足、安全保障問題など現代的な大テーマに、従来の学問的枠組を超えてアプローチする新分野。「総合的な視点」「多彩なテーマ」がキーワード

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