体や心に障がいをもった方が主体的な生活を送れるように、治療や指導、援助を行う作業療法士。本学科では、医学部付属病院と密接に連携し、最先端の医学知識や充実した病院実習を提供、患者さんに寄りそう作業療法士を育てるための専門的な教育を行っています。
今後ますます進展する日本の高齢化社会。医療分野においてチーム医療の考え方が今以上に大切になります。これらの社会背景に応えるため、作業療法学科では、高度な専門知識と技術はもちろん、高い倫理性を持った人材を育成します。
2年次までは病理学、薬理学、保健学概論、リハビリテーション概論など、医療から福祉まで幅広い分野を学習します。その後、身体機能代償学や義肢装具学など、おもに作業療法の専門分野を追究します。また、4年次では、国家試験の受験準備、就職活動を並行して行います。
講義で得た知識を活かすべく、実習・演習で実践力を養います。臨床実習は、医学部付属病院をはじめ、実績ある病院で行います。病院スタッフによるきめ細かい指導で、実際の現場でも的確に対応できるスキルを磨きます。特に、「認知症に強い作業療法士」をめざす病院スタッフの元、実習や講義を受けられます。
また、海外での研修制度も充実していて、カナダでの海外研修のほか、オーストラリアのクイーンズランドでリハビリテーションの現場見学も行えます。
54人
1,988,370円
作業療法士
衛生管理者(第1種)