兵庫県/公立
県下全域に広がるキャンパスで、多彩な教育研究
兵庫県立大学には、兵庫県下全域に広がる9つのキャンパスがあります。それぞれの地域に、国際商経、社会情報科学、工、理、環境人間、看護の6学部、高度な専門分野の職業人を育成する専門職大学院を含む9大学院研究科を展開しています。
本学は、地域と密接に連携した教育、研究、社会貢献を全県規模で行っており、学生も、地域住民、行政、企業などと連携し、地域が抱える課題を一緒に解決する等、実際に地域と関わっています。前身の神戸商科大学、姫路工業大学、兵庫県立看護大学を含めると90年以上の歴史があり、3大学が統合し、令和5年に、本学が設立されてから20年目を迎えます。
学生ファーストを基軸に、先導的・独創的な教育研究を行う個性豊かな大学として世界に開かれ、地域と共に発展することを目指して、多様な取組を展開しています。
世界最先端の研究施設と連携した教育研究と現実課題に直結した実践的教育
工学部では、国内の大学施設として最大の放射光施設「ニュースバル」等を使った実験等があり、大型放射光施設「SPring-8」等のそばに位置する理学部では、授業でこれらの施設の利用が可能です。大学院の情報科学研究科は、世界最速の計算能力を誇るスーパーコンピュータ「富岳」に隣接しており、「富岳」を活用した先端的な研究を行うことができます。
また、本学では、今何が必要かを分析し、的確に対応する実践力を養うことができます。国際商経学部では、地域や企業が抱える課題の解決方法を提案する力を培い、社会情報科学部では、1年次から企業や公的機関等から提供される実際のデータを分析しながら、課題解決に取り組みます。環境人間学部では、フィールドワークを通じて、座学だけでは身につかない本物の実践力を身につけ、看護学部では、県内全域の多様な病院・施設で、専門性の高い実習を受けることができます。