Menu

興味・関心のある職業テーマから学びたい学問を見つけてみよう 学問ディスカバリー

学問ディスカバリー イメージ

どんな分野?

バイオ創薬とは、生物の細胞を培養する、細胞の活動を活発にする、細胞の遺伝子を組み換えるといったバイオテクノロジーを用いて医薬品を開発すること。酵素、ホルモン、抗体など、もともと生物の身体で作られる高分子化合物(タンパク質)の構造を人工的に変えることで、効果の高い医薬品を開発する。そのため、副作用が少ないのがメリットで、特にがんやリウマチ、白血病に対する画期的な医薬品が次々に生まれている。
また、今までは治療法がなかった難病の治療薬の開発も進められている。化学合成される従来の医薬品と異なり、生きた細胞の働きを利用して合成されるため、品質管理が難しいうえに高度な技術と高額な開発費用が必要となる。安全性や有効性を確かめながら、コストを下げることが課題となっている。

活躍の舞台

この分野の専門性を最も発揮できる職種が、創薬の現場で開発に携わる技術者、あるいは大学で新薬の基礎研究を行う研究者だ。開発技術者は、製薬会社の創薬部門または付属の研究所に勤務する仕事。ほかにMR(医療情報担当者)という専門職もある。医薬品のエキスパートとして、自社製品の効能、副作用、使い方などの情報を医師や医療従事者に正しく伝える営業の仕事だ。
大学の研究者は、大学院の薬学研究室で後輩を指導しながら研究を続ける、あるいは大学付属の研究所などに就職するといったスタイルが代表的だ。そのほか、化粧品やサプリメントのメーカー、農薬や肥料を製造する化学製品メーカーで、研究開発者の仕事に就くという選択肢もある。

学問へのアプローチ

この分野に最も関連の深い学問は、医療保健系統「薬学」。大学の薬学部は、医薬品の研究者を養成する4年制の学科(製薬学)と、薬剤師を養成する6年制の学科(医療薬学)に分かれている。バイオ創薬をめざす人は製薬学系の学科を卒業したのちに大学院に進学し、大学院で高度な専門知識と研究のための技術を身につけるのが代表的なコースだ。大学では、医薬品の効能や副作用を理解し、バイオ技術を応用した創薬方法を実践的に学ぶ。
生物のしくみや生命現象を細胞や遺伝子のレベルで研究する理学系統「生物学」、生物学を医薬品や新素材開発などの工学技術に応用する工学系統「応用生物学」も関連の深い学問。また農学系統「農芸化学」にも、バイオ医薬品を研究する分野がある。

このキーワードについて学べる学問分野

応用生物学

生命や生体の構造・機能を利用して、新しい物質の抽出や有用な生体的機能や技術を生み出す工学ジャンル。食糧や薬品の開発、医療技術まで広がる《バイオテクノロジー》の中核的存在

農芸化学

化学や生物学の知見を農業のいろいろな技術に応用する学問ジャンル。主として、農作物の生産量や品質の向上、貯蔵法、食品加工法などに関してバイオと化学の視点からアプローチする

生物学

生物の構造や営みに共通で見られる《法則性・普遍性》と、それがさまざまに分化して生みだす《多様性》を抽出。その神秘に満ちた<生命活動>を理論的に説明できる体系を打ち立てる

薬学

病気の治療、健康管理、衛生環境の視点から、医薬品をはじめとする「薬(くすり)」について、総合的に研究する学問分野。家庭用の洗剤や殺虫剤といった生活用薬剤や化学物質も対象

大学パンフレットを請求してプレゼントをもらおう!

年間合計1,020名に当たる!
プレゼントの詳細はこちら
大学のパンフレットを請求

逆引き大学辞典について

逆引き大学辞典

全国の高等学校約1,200校で利用されている学科から大学が探せる「逆引き大辞典」インターネット版。  所在地、国公私立、学科系統、学科名やキーワードで設置大学を検索。

進学イベントのご案内

全国各地で実施される進学イベントの開催情報はこちらから。