警察官の特徴

　公共の安全や秩序を守り、人々の生活を保護する仕事である。具体的には犯罪の捜査、予防、鎮圧や、交通指導・取締り、家出人・迷子の保護などを行う。正義感と責任感に加え、判断力、行動力が求められる。警察官は原則として都道府県の職員（地方公務員）であり、道府県警察や警視庁（都の場合）に籍をおく。警視庁、道府県警の上部組織にあたるのが「警察庁」（国家機関）である。警察庁の職員は、管理職として地方警察へ出向することがある。警察官になるためには、警視庁や道府県警察が実施する採用試験に合格しなければならない。警察庁で働きたい場合は、国家公務員1種か2種試験に合格し、警察庁の採用内定を得る必要がある。

警察官に関連する資格

　警察官（採用試験）。
　警察官の採用試験は原則として都道府県単位で行われる。試験内容はそれぞれ異なるが、おおむね筆記試験（教養・作文・適性検査など）、身体検査、身体・体力測定、面接を経て合否が決まる場合が多い。1年に同じ採用先の試験を複数回受験できる場合もある。男女別に採用試験が設けられており、全体的に男性のほうが募集人数が多い。

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