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児童相談員

児童相談員の特徴

 子育ての悩み、子どもの心身の問題、虐待など、18歳未満の子どもとその保護者を対象に、あらゆる相談を受けるのが児童相談所である。児童相談員はその窓口にて、適切なアドバイス、指導、施設や制度の紹介などを行う。職務内容は「児童福祉司」と「心理判定員」に分かれおり、児童福祉司は保護者や担任教師との面接、家庭訪問などを行い、子どもをとりまく環境を調査して問題の原因をとらえていく。一方、心理判定員は子どもの心理テストやカウンセリングを実施し、子どもの心の状態や知能、生活能力などを診断する。子どもへの関心、問題解決への熱意に加え、医師や保育士など関係機関と連携して援助を進めていくための協調性、情報を総合的に判断する能力も必要とされる。どちらも地方公務員試験に合格しなければならないため、大学で心理学や教育学などを専攻するか、専門学校に進むのが一般的な道といえる。

児童相談員 グラフ

児童相談員に関連する資格

 「地方公務員試験(上級・中級・初級)」。
 試験内容や受験資格は地方によって異なるが、それぞれ大卒程度・短大卒程度・高卒程度と区分しており、チャンスは多い。また児童福祉司を目指すなら「児童福祉司任用資格」が必要。大学で専門科目を履修するか、厚生労働大臣指定の講習会を修了するなどの方法で取得できる。心理判定員には「臨床心理士資格試験」に合格していると有利になる。

児童相談員に興味がある人は、この分野の学問を調べてみよう

哲学・心理学

人類の根源的な疑問=「人間とは何物か」「何が生きる意味や価値か」という“こころの問題”に思索や論理を通じて迫るのが哲学、科学的なしくみとして解決しようとするのが心理学

教育学

教育の本質を捉え、学校や職場、地域社会において人間の可能性を伸ばすシステムと技法を研究する学問分野。老若男女すべての「学ぶ人」に理想的な教育の環境を提供することが大目標

人間科学

人間の心と身体のメカニズムをトータルに捉え、多面的な側面や要素をを備えた人間そのものに深く切り込む学問。人間だけが獲得した、動物とは一線を画した能力や要素の秘密を探る

児童学

家庭における「育児」に着目し、子どもの成長過程、親子・きょうだいの関係などを総合的に研究する。子どもの個性や感性をどう育むか、安心できる子育て環境の整備などがテーマ

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