学部情報

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  神学部

  キリスト教への理解を深め、人間と社会の本質を探る

  　神学部では2コースを設置。「学問としての神学」を探求することを目的に信仰のあるなしに関わらずすべての学生が、異なる価値観を尊重しながら学んでいます。「キリスト教伝道者コース」は神学教育の伝統を受け継ぐものであり、学術的な研究を深めると共に、より実践的なカリキュラムを通して、キリスト教の伝道者としての深い専門知識を身につけることを目指しています。
  　「キリスト教思想・文化コース」は、キリスト教を思想や文化といった切り口で学ぶ可能性を提供し、学生の多様な関心に応えています。総合大学の利点を生かし、学問領域の枠を越えて、キリスト教と他の分野との対話がなされるカリキュラムも用意されています。
  　世界宗教であるキリスト教を信仰としてだけでなく、そこから生まれた文化的事象あるいは人間の精神性や思想を洞察します。現代社会におけるキリスト教の役割や教義への論理的かつ客観的なアプローチを通じて、平和や人権、福祉、環境といった人類の課題を改めて問い直すと、新たな視野が広がるはずです。
  　また、聖書学や歴史神学など、キリスト教神学の伝統的な領域に加え、思想や文学、美術、社会福祉、生命倫理など学際的な科目から専門知識を習得。多様な視点から人間やその存在、さらに社会の今日的な課題を深く掘り下げます。