管理栄養士になるには?最短ルートや必要な資格、目指せる進路を解説
2022.12.14
最終更新日: 2025.07.28

管理栄養士を目指している人の中には、いろいろな進路があって迷っている人も珍しくありません。選ぶ道によって、試験を受けるまでの時間や合格しやすさが変わるので、進路選びはとても大切です。
この記事では、管理栄養士になる最短ルートや、目指せる大学を紹介します。また、管理栄養士に必要な能力もまとめたので、自分に向いているか確かめられます。
管理栄養士になる最短ルートは、4年制の養成施設を卒業して国家試験に合格することです。このルートの場合、最短4年で管理栄養士になれます。
栄養のことを考えるというと、ちょっと難しそうなイメージもあるかもしれませんね。
管理栄養士になっている人の中には、もともと料理を作ることが好きだったところから栄養について勉強し始めた人もいれば、病気中などに管理栄養士さんの食事で健康になったことがきっかけで目指し始めた人など、いろいろな人がいます。
今回は、管理栄養士の仕事内容や求められる資質・能力のほか、管理栄養士を目指すための進路についてご紹介します。
目次
管理栄養士とは?
管理栄養士は、病院や学校、老人ホームで、病気の人や子ども、お年寄りの食事管理をする仕事です。その他にも、スポーツ選手などの栄養面のサポートなど、幅広い分野で活躍しています。
小学校のときなどに 給食があった人や入院をした経験がある人は、管理栄養士が考えた食事を食べていたかもしれませんね。
なかなか直接会うことはないかもしれませんが、皆さんの生活にも関わっていることが多い職業です。
管理栄養士は、厚生労働大臣が認定する国家資格で、赤ちゃんからお年寄りまで、多くの人の健康を食事や栄養の面から支えていく仕事なので、やりがいや魅力がたくさんあります!
管理栄養士と栄養士の違い
管理栄養士と栄養士の仕事内容に大きな違いはありません。しかし、取得が必要な資格と栄養指導ができる対象に違いがあります。
管理栄養士が厚生労働大臣の免許(国家資格)を取得する必要があるのに対して、栄養士は都道府県知事の免許を取得します。
また、管理栄養士は病気やケガなどで食事に気をつける必要がある人への高度な栄養指導ができるのに対して、栄養士は特別な配慮が必要ない健康な人に対してのみ栄養指導ができるという点も大きな違いです。
資格や栄養指導の対象が違うことで、専門性が高くなる管理栄養士のほうが収入も高くなる場合が多いです。
栄養士については、以下の記事で詳しく解説しています。
管理栄養士になるには?

管理栄養士になるには、以下2つのルートがあります。
- 最短4年|管理栄養士養成施設を卒業して国家試験に合格する
- 最短5年|栄養士資格を取得後、管理栄養士の国家試験に合格する
それぞれ解説します。
最短4年|管理栄養士養成施設を卒業して国家試験に合格する
最短で管理栄養士を目指すなら、管理栄養士養成施設に進学しましょう。最短4年で管理栄養士になれます。
管理栄養士養成施設は4年制の大学や専門学校で、全国に153施設あります。(令和6年時点)管理栄養士養成施設の一覧は、こちらです。
管理栄養士養成施設では、必要単位を取得すれば管理栄養士国家資格を受験するために必要な栄養士の資格を取得可能です。
3月上旬に卒業予定で、3月下旬までに栄養士免許の取得見込みがある学生は、卒業前に国家試験を受けられます。つまり、高校卒業後、最短四年で管理栄養士を目指せます。
最短5年|栄養士養成施設を卒業後、管理栄養士の国家試験に合格する
「学費を抑えたい」「早く現場に出る必要がある」「栄養士の資格を取得してから、改めて進路を考えたい」という人は、栄養士養成施設に進学するのも一つの方法です。
栄養士養成施設には、4年制大学や2~3年制の短期大学、専門学校があります。
栄養士養成施設では、必要単位を取得すれば栄養士の資格を取得できます。その後、管理栄養士の国家試験を受験したい場合は、以下の実務経験が必要です。
卒業施設 | 必要な実務経験年数 |
4年制の養成施設 | 1年以上 |
3年生の養成施設 | 2年以上 |
2年制の養成施設 | 3年以上 |
参考:管理栄養士になるには|一般社団法人 全国栄養士養成施設協会
実務経験とは、栄養士として実際の仕事現場で積んだ経験のことです。学校や病院、福祉施設での食事提供など、実践的な栄養士業務を通じて得られる知識と技術を指します。
実務経験を積めば、管理栄養士国家試験の受験資格を得られます。つまり、栄養士養成施設に進学した場合、最短5年で管理栄養士になれます。
最短4年で管理栄養士を目指せる大学
最短ルートで管理栄養士を目指す場合、管理栄養士養成施設に進学しましょう。ここでは、管理栄養士養成施設の一例を紹介します。
【国公立】
- 山形県立米沢栄養大学 健康栄養学部 健康栄養学科(山形県)
- 大阪公立大学 生活科学部 食栄養学科(大阪府)
- 山口県立大学 看護栄養学部 栄養学科(山口県)
【私立】
- 高崎健康福祉大学 健康福祉学部 健康栄養学科(群馬県)
- 大妻女子大学 家政学部 食物学科 管理栄養士専攻(東京都)
- 城西大学 薬学部 医療栄養学科(埼玉県)
管理栄養士を目指せる学部は多岐にわたりますが、なかでも食と健康の関係を科学的に探究した人におすすめなのが栄養学部です。栄養学部については、以下の記事で詳しく解説しています。
管理栄養士国家試験について
管理栄養士になるには、管理栄養士国家試験に合格する必要があります。試験概要は以下のとおりです。
【管理栄養士国家試験の概要】
試験日 | 2月下旬~3月上旬 |
試験会場 | 北海道、宮城県、埼玉県、東京都、愛知県、大阪府、岡山県、福岡県、沖縄県 |
合格発表日 | 3月下旬 |
合格率 | 60%前後 |
受験資格 | ・管理栄養士養成課程を修了している ・栄養士免許を取得している |
参考:第39回管理栄養士国家試験の施行について |厚生労働省
令和7年度の合格者は16,169名中7,778名で、合格率は48.1%でした。注目すべき点として、管理栄養士養成課程を修了した新卒者の合格率は80.1%と高い一方で、栄養士養成課程を卒業後に実務経験を積んで受験した人の合格率はわずか11.7%にとどまっています。
管理栄養士を目指すなら、管理栄養士養成課程で学び、在学中に国家試験を受験するのがおすすめです。
管理栄養士の仕事内容

管理栄養士の仕事内容は、主に以下の5つです。
• 食事や栄養についての アドバイス
• 栄養面を考えた献立の作成や食材の発注、調理など
• 栄養価(栄養のバランス)の計算
• 食品などの商品企画開発
• 栄養に関する 研究や調査の実施
食事や栄養 についてのアドバイス
食事や栄養についての アドバイスは、個人から集団までが対象となり、いろいろな業界で行われています。
病気やケガ などで栄養に気をつけて食事をする必要がある人はもちろん、健康な人にもアドバイスをして、より健康に気をつけてもらうこともあります。
中には世界で活躍するスポーツ選手やプロスポーツチームについて食事や栄養の管理をしている管理栄養士もいます。
最近では、全国大会に出場するような強豪校の部活動などでも管理栄養士が食事の管理をしているそうですよ。
もしかしたら、皆さんの学校 でも管理栄養士がついているかもしれませんね。
栄養面を考えた献立の作成や食材の発注、調理など
献立の作成や食材の発注は、主に給食などを提供する施設に入って行うことが多い仕事です。
小学校などの学校をはじめ、学生寮や企業の社員食堂 、老人ホームや介護施設などの高齢者向けの施設などがあり、病院では入院している患者さん向けに献立を考えることもあります。
また、施設の体制によっては、管理栄養士が調理を行うこともありますので、献立を考えるだけじゃなくて調理もしたいという人にもぴったり です。
栄養価(栄養のバランス)の計算
栄養価の計算は、献立を作るときに必要な作業です。
食品成分表から必要な栄養素の情報を探して、食品の成分ごとに決められた算出方法を使って計算していきます。
細かい計算なので時間がかかる作業ですが、計算が得意じゃないと思っている人も安心してください。
最近では栄養価を計算してくれるソフトやアプリも出ていて、仕事でも使用している企業や管理栄養士も増えています。
計算そのものが得意じゃなくても、計算が必要な理由や考え方を理解しておくことで、細かいところは計算ソフトやアプリに任せる こともできるようになっています。
食品などの商品企画開発
管理栄養士の中には、人に対してアドバイスを行うことがほとんどない仕事をしている人もいます。
食品などの商品企画や研究開発です。
企業で食品や飲料などの新商品の企画開発や既存商品の改良などに直接携わったり 、飲食店のメニューの開発などに関わったりする場合もあります。
食品の商品開発を行う企業での仕事が多いため、食品やお菓子、飲料などの大手メーカー、外食チェーンなどへ就職し活躍している管理栄養士もいます。
栄養 に関する研究や調査の実施
栄養に関する 研究は、大学の研究室や公的な研究機関のほかに、食品メーカーなど研究部門を持っている民間企業でも行っています。
栄養学以外にも微生物学や解剖学などいろいろな知識が必要となります。
国民健康・栄養調査は 毎年11月に国が行う調査で、医師や管理栄養士などが実際に調査を行います。
管理栄養士の仕事のやりがい
管理栄養士ならではのやりがいというのは、疾患のある人を元気にすることや、スポーツで選手を活躍させる手助けを栄養面からするということでしょう。
また、病院や介護施設などでは、食生活 の面で健康をサポートできることや、食事制限がある人にもおいしい料理を提供して喜んでもらえることにやりがいを感じている人もいます。
疾患がある人が自分の作った料理をおいし く食べて元気になったり、スポーツ選手のパフォーマンスが上がって活躍したりする姿を見るとうれしくなりますよね。
栄養面を考えて提供した食事を通して、多くの人の喜ぶ顔を見ると、さらにやりがいが出てきて、仕事が楽しくなるでしょう。
管理栄養士の仕事の流れ
管理栄養士が行う仕事は 次のような流れで行っていきます。
献立・メニュー表の作成
まず、学校 の給食や病院 の食事などで提供する料理について、栄養のバランスや使用する食材を考えて献立やメニューを作成します。
働く場所によって提供 できる食事に制限があるなどの違いはありますが、これは 管理栄養士として共通している仕事です。
栄養指導など個人が対象となる場合は、この献立を作成する前に対象となる人の健康状態 や食の好み などのヒアリングも行っていきます。
食材の発注
献立が決まったら、次に行うのが食材の発注です。
実はこの食材の発注にも細かな計算が必要です。
食材には「廃棄率」(食べずに捨ててしまう部分の割合)と、「可食部率」 (食べられる部分の割合)があり、以下のような計算式で割合を 算出し ています。
廃棄率 = 廃棄部分の重量(g) ÷ 食材全体の重量(g)
可食部率 = 可食部分の重量(g) ÷ 食材全体の重量(g)
計算式だけ見ると、ややこしくてちょっと不安に感じてしまう人もいるかもしれませんね。
しかし、安心してください。
この計算も行ってくれるアプリやソフトがあります。
計算方法については大学などで勉強して理解しておくことも大切ですが、実際の業務の中では効率的に計算ができるように、無料で利用できるアプリ も増えています。
調理
発注した食材が届いたら、調理を行います。
調理師がいるような施設や病院、学校などでは管理栄養士が調理まで行うことはほとんどありませんが、保育園や食堂など少人数で食事を提供しているところでは管理栄養士が調理も行う場合があります。
自分で作った料理を食べてもらいたいと考えている人は、調理まで行うところがぴったりかもしれませんね。
管理栄養士の年収
管理栄養士の平均年収は、およそ350~450万円とされています。国家資格を持つ分、栄養士(300~400万円)より 高い収入が期待できます。
管理栄養士は職種や企業の大きさなどによって年収が変わるため、公務員や大手企業で働くと、年収500万~600万円になる場合もあります。
参考:令和6年賃金構造基本統計調査|政府統計の総合窓口e-Stat
管理栄養士に必要な資質と能力

管理栄養士として働くには、具体的にどのような資質や能力が求められるのでしょうか。管理栄養士として特に重要な資質と能力をご紹介します。
思いやり
管理栄養士の多くの仕事は 、栄養についてのアドバイスや献立の説明など、人と会話をすることで仕事を進めていきます。
食べる人のことを思って、自分の考えや提案を話すこともあれば、相手の話をしっかりと聞いて食事などの適切な提案をしていくこともあります。
病気の人やお年寄り、小さい子供まで幅広く関わっていく仕事です。
ひとりひとりに思いやりを持って、コミュニケーションをスムーズに進めていく力も必要です。
協調性
献立の作成や食材の発注などの仕事を、複数の管理栄養士で行うことも珍しくありません。
また、調理師や看護師、介護士など、 ほかの職種の人とも一緒に仕事をすることも多く、チームとして仕事を進めていく必要があります。
そんなときに必要なのが、協調性です。
周りの人への気遣いなども行いながら、みんなが仕事をしやすくなるように心 掛けることも大切です。
栄養学などの知識
管理栄養士になるためには、大学などでいろいろな勉強をします。
栄養学や有機化学など身につけた知識を使って仕事をしていきますが、さらに最新の知識を取り入れていくことも必要になります。
より良い提案をしていくために、栄養についての最新の情報を取り入れるなど、自分で勉強することも大切です。
他業種・他業界への理解
管理栄養士は他の職種の人と一緒に仕事をするだけでなく、食事を提供する人や栄養のアドバイスを 行う人の 業種や業界の特徴も知っておくことが大切です。
アスリートなどの栄養面をサポートするときは、その競技のことや身体の使い方も理解しておくことで適切なアドバイスができますよね。
このように、自分が関わる人の業種や業界について理解することも管理栄養士の仕事をするために大切です。
食への興味・関心
管理栄養士になるためには 、食に対しての興味や関心があることもとても重要です。
ただ栄養のバランスがとれただけの食事よりも、おいしくて栄養のバランスがとれた食事の ほうが喜ばれますよね 。
「食べることが好き」、「おいしい料理を食べてもらいたい」などの理由から管理栄養士を目指す人もいると思いますので、食への興味や関心は忘れずに持っておくようにしましょう。
管理栄養士の就職先
管理栄養士の主な就職先は、以下のとおりです。
- 病院・医療機関
- 食品関連企業
- 学校・教育機関
- 介護・福祉施設
ここでは、一般社団法人 全国栄養士養成施設協会が公表している令和5年度のデータをもとに、管理栄養士の主な就職先を人気の高い順に紹介していきます。
病院・医療機関
病院は管理栄養士養成校の卒業生にとって最も一般的な進路となっており、全体の約4割(36%)の卒業生が医療機関で勤務しています。
病院・医療機関で働く管理栄養士の主な仕事は、患者さんの栄養状態をチェックして、病気に合った食事プランを作ることです。医師や看護師と連携して治療に役立つ食事を提供します。
糖尿病や腎臓の病気がある人には、その病気に合った食事のアドバイスをします。また、手術後の回復を早めるための栄養チーム(NST)にも参加します。そのほか、病院に入院している患者さん全員の食事管理も大切な仕事の一つです。
食品関連企業
管理栄養士養成施設の卒業生の約3割(30.8%)は、企業に就職しています。
企業の管理栄養士は、新しい食品を作る「商品開発」の仕事をします。新商品のアイデアを考え、実際に試作品を作って味や見た目を確かめ、改良を行う仕事です。ただおいしいだけでなく、健康に良い商品を作るために、カロリー計算や栄養バランスの知識が役立ちます。
もう一つ大事な仕事が「品質管理」です。食品の安全を守るため、原材料のチェックや検品を行います。また「規格書」という商品の詳しい情報を書いた書類作成も仕事の一つです。ここには原材料やアレルギー物質などの情報を正確に記載する必要があり、栄養の専門知識が活かせます。
学校・教育機関
管理栄養士養成施設の卒業生の約1.5割(14.6 %)は、学校・教育機関に就職しています。
学校や教育機関で働く管理栄養士の主な役割は、子どもたちの健やかな成長を食の面からサポートすることです。栄養バランスのとれた給食の献立作成はもちろん、食物アレルギーに対応した安全な食事の提供も重要な仕事です。
食育の授業を通して子どもたちに「食べることの大切さ」を教え、健全な食習慣を身につけられるよう指導します。働く場所としては、小中学校や給食センターが主ですが、教育委員会に所属して複数の学校の給食管理や栄養指導を統括するケースもあります。
介護・福祉施設
管理栄養士養成施設の卒業生の約1.5割(14.6 %)は、介護・福祉施設に就職しています。
介護・福祉施設で働く管理栄養士は、お年寄りや障がいのある方の体の状態に合わせた食事プラン作りが主な仕事です。かむ力や飲み込む力が弱い方でも食べやすいように、食事の形や固さを工夫します。
また、栄養が足りなくならないよう栄養たっぷりの献立を考えたり、一人ひとりの健康状態に合わせた食事相談も行ったりします。
管理栄養士になった後のキャリアプラン

就職先が幅広くある管理栄養士には 、さらに幅広いキャリアプランがあります。
管理職になる
管理栄養士としての現場での経験やコミュニケーション力を活かして、後輩の管理栄養士の育成やマネジメントへ進むキャリアプランです。
管理職になると現場を離れることが多く、栄養指導や献立の作成などの仕事よりも、同じ職場で働く人たちへのマネジメントがメインになっていきます。
「食」に直接関わることは少なくなるかもしれませんが、自分の部下や後輩などが活躍して、より多くの人に栄養を考えた食事などを届けられるようになります。
管理職を目指したいと考えている人は、管理栄養士の ほかにマネジメントも勉強できる大学を探してみるのもいいかもしれませんね。
より専門的な分野へ進む
管理栄養士は 専門的な分野の仕事ですが、仕事をしていく中でさらに専門的な分野へ進む人もいます。
特定の病気の方の栄養指導や、 ひとつの競技に特化した献立の作成などを続けていくことで、病気のことや競技をするアスリートの身体についての知識も増えていき、専門的な管理栄養士として活躍の場を広げていく道もあります。
管理栄養士として特定の分野に携わっていきたいという人は、その分野についても勉強していくことをおすすめします。
栄養コンサルタントの道に進む
食や栄養の専門家としての知識を活かして、コンサルティング業務に携わっていく人もいます。
飲食店のメニューや食品メーカーの商品開発など、外部の立場から提案を行い、より良いものを 作っていくことができるようになります。
コンサルタントとして活躍していくには、管理栄養士としての実績も必要になっていきます。
まずは実務経験を積んで、コンサルティングをしていきたい業界などのことを 研究していきましょう。
フリーランス管理栄養士になる
フリーランスで活躍する管理栄養士もいます。
ダイエットメニューの提案や、 スポーツ選手や身体を鍛えたい人など個人向けの栄養のアドバイス、栄養の知識を 活かした執筆活動など、活躍できる場所も幅広く、コンサルティングをフリーランスで行っている人もいます。
雇用されていない分、管理栄養士以外の業務も自分で行う必要も出てきますが、自分で仕事をしていきたいと考えている人はフリーランスという 選択肢もあります。
フリーランスになったからといって、すぐに仕事がある とは限りません。
管理栄養士としての経験を積みながら、可能なら副業として個人でも 始めてみるのもおすすめです。
管理栄養士への道を「JOB-BIKI」で検索しよう
管理栄養士は、「食」というテーマでたくさんの人を健康や元気にできる魅力的な仕事です。国家資格が必要なため、専門課程を設置している大学や短大、専門学校で勉強し、管理栄養士国家試験に合格することで取得できます 。食に関する仕事に就きたいと考えているなら、管理栄養士としての道もおすすめです。
管理栄養士の多くは、病院や福祉、介護施設、学校、食品メーカー、研究機関などに努めています。
さらに管理栄養士の仕事について知りたい人は 、「JOB-BIKI」で「病院・福祉・介護」や、「小売・卸売」内の 「食料品・酒屋」などの業種検索をしてみてはいかがでしょうか?管理栄養士を目指すための、進路選択に役立つ情報がきっと見つかりますよ!