FP2級・3級通信講座のおすすめ10選!独学よりも効率よく学べる理由や通信講座の選び方
2025.09.11
最終更新日: 2025.10.18

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FP(ファイナンシャル・プランニング技能士、ファイナンシャルプランナー)試験は社会人だけでなく、高校生や大学生といった学生も受検が可能です。国家資格のなかでもFP試験は受検者が比較的多いことから、FP資格の取得を検討している人もいることでしょう。
とはいえ、FP試験の学習のためにも、独学で勉強をするべきか通信講座を受講するべきか悩んでいる人もいると思います。
前提として、FP試験に限らず、どの資格であっても独学で合格する可能性はあります。しかし、「どのように勉強を進めるべきか」「わからないことがあって理解が進まない」などの悩みが生じやすいことも事実です。
FP通信講座を受講すれば、独学で勉強をするよりも効率よく学習を進められるため、FP試験に合格する可能性を高めることができます。そのため、「FP試験に合格したい」という場合には、FP通信講座を検討するのもよいでしょう。
当記事では、FP2級・3級を取得した筆者の経験を基に、FP2級・3級通信講座のおすすめ8選を紹介していきます。独学よりも効率よく学べる理由やFP通信講座の選び方も解説していくため、FP通信講座を検討している場合には検討してみてください。
目次
- 1 FP(ファイナンシャルプランナー)2級・3級の試験難易度は?
- 2 FP(ファイナンシャルプランナー)の通信講座を受講するメリット!独学よりも通信講座のほうが効率よく学べる理由
- 3 FP(ファイナンシャルプランナー)の通信講座おすすめ10選
- 3.1 1. スタディング|受講料の安さを求める人向け
- 3.2 2. クレアール|わからないことは何度も相談できるサポート体制
- 3.3 3. ユーキャン|初心者がつまずきやすいポイントもわかりやすく教えてもらえる
- 3.4 4. フォーサイト|FP2級の合格率が86.89%の通信講座
- 3.5 5. 資格の学校TAC|講師に相談しながら自習室も使って勉強ができる
- 3.6 6. LEC東京リーガルマインド |FP試験の初心者から学習経験者まで学習できるカリキュラム
- 3.7 7. 資格の大原|大手による豊富な学習サポートを受けられる
- 3.8 8. 資格スクール大栄|受講・カウンセリング・質問がオンラインで完結
- 3.9 9.アガルートアカデミー|合格率90%超の実績ある通信講座
- 3.10 10.資格のキャリカレ|3か月での確実な合格を目指せる
- 4 FP(ファイナンシャルプランナー)の通信講座の選び方
- 5 FP通信講座によっては無料体験を受けられる!まずはお試しで無料体験をしてみるのもおすすめ
- 6 FP2級・3級試験を通るための勉強法は?FP2級保持者からの体験談!
- 7 FP2級以上の試験を受けるには条件を満たす必要があるため注意
- 8 FP(ファイナンシャルプランナー)の試験内容や日程
- 9 まとめ
- 10 FP通信講座や試験に関するよくある質問
FP(ファイナンシャルプランナー)2級・3級の試験難易度は?

FP資格の取得を考えている人のなかには、「FPの試験はどれだけ難しいのだろうか」のように考えている人もいるかもしれません。
「難しい」「簡単」と感じる基準は人によって異なるため、FPの試験の難易度を断言することはできません。とはいえ、日本FP協会は公式サイトにてFP試験の結果を公表しており、FP試験の難易度を図るための材料として使用することも可能です。
2022年〜2024年の試験結果についてまとめましたので、FPの試験難易度を知りたい場合には参考にしてみてください。
【日本FP協会】FP3級の受検結果
受検者数 | 合格者数 | 合格率 | |
2024年10月~2025年2月(※) | 学科試験:37,774人 実技試験:37,078人 | 学科試験:37,774人 実技試験:37,078人 | 学科試験:85.4% 実技試験:85.6% |
2024年4月~9月(※) | 学科試験:35,523人 実技試験:34,898人 | 学科試験:30,626人 実技試験:29,935人 | 学科試験:86.2% 実技試験:85.8% |
2024年1月 | 学科試験:39,370人 実技試験:38,531人 | 学科試験:32,732人 実技試験:33,351人 | 学科試験:83.14% 実技試験:86.56% |
2023年9月 | 学科試験:31,431人 実技試験:31,130人 | 学科試験:23,505人 実技試験:24,180人 | 学科試験:74.78% 実技試験:77.67% |
2023年5月 | 学科試験:35,568人 実技試験:34,759人 | 学科試験:31,388人 実技試験:30,182人 | 学科試験:88.25% 実技試験:86.83% |
2023年1月 | 学科試験:39,839人 実技試験:38,633人 | 学科試験:33,961人 実技試験:34,127人 | 学科試験:85.25% 実技試験:88.34% |
2022年9月 | 学科試験:34,616人 実技試験:33,246人 | 学科試験:27,963人 実技試験:28,072人 | 学科試験:80.78% 実技試験:84.44% |
2022年5月 | 学科試験:39,231人 実技試験:38,810人 | 学科試験:32,707人 実技試験:35,058人 | 学科試験:83.37% 実技試験:90.33% |
2022年1月 | 学科試験:39,495人 実技試験:40,324人 | 学科試験:34,364人 実技試験:36,595人 | 学科試験:87.01% 実技試験:90.75% |
【きんざい】FP3級の受検結果
受検者数 | 合格者数 | 合格率 | |
2024年10月~2025年2月(※) | 学科試験:18,285人 実技試験:16,763人 | 学科試験:9,071人 実技試験:8,891人 | 学科試験:49.61% 実技試験:53.04% |
2024年4月~9月(※) | 学科試験:22,282人 実技試験:20,041人 | 学科試験:10,613人 実技試験:10,668人 | 学科試験:47.63% 実技試験:53.23% |
2024年1月 | 学科試験:17,185人 実技試験:14,466人 | 学科試験:7,974人 実技試験:7,032人 | 学科試験:46.40% 実技試験:48.61% |
2023年9月 | 学科試験:18,314人 実技試験:17,811人 | 学科試験:6,812人 実技試験:10,309人 | 学科試験:37.19% 実技試験:57.87% |
2023年5月 | 学科試験:17,297人 実技試験:17,946人 | 学科試験:9,364人 実技試験:10,733人 | 学科試験:54.13% 実技試験:59.80% |
2023年1月 | 学科試験:21,923人 実技試験:21,406人 | 学科試験:12,278人 実技試験:10,907人 | 学科試験:56% 実技試験:50.95% |
2022年9月 | 学科試験:21,018人 実技試験:21,819人 | 学科試験:9,125人 実技試験:10,792人 | 学科試験:43.41% 実技試験:49.46% |
2022年5月 | 学科試験:19,407人 実技試験:22,365人 | 学科試験:9,517人 実技試験:11,681人 | 学科試験:49.03% 実技試験:52.22% |
2022年1月 | 学科試験:23,175人 実技試験:25,051人 | 学科試験:14,490人 実技試験:11,520人 | 学科試験:62.52% 実技試験:45.98% |
【日本FP協会】FP2級の受検結果
受検者数 | 合格者数 | 合格率 | |
2025年1月 | 学科試験:21,678人 実技試験:19,135人 | 学科試験:9,634人 実技試験:9,342人 | 学科試験:44.4% 実技試験:48.8% |
2024年9月 | 学科試験:20,692人 実技試験:19,374人 | 学科試験:9,749人 実技試験:10,942人 | 学科試験:47.1% 実技試験:56.5% |
2024年5月 | 学科試験:26,959人 実技試験:22,506人 | 学科試験:15,984人 実技試験:12,349人 | 学科試験:59.3% 実技試験:54.9% |
2024年1月 | 学科試験:26,563人 実技試験:24,632人 | 学科試験:10,360人 実技試験:15,055人 | 学科試験:39.00% 実技試験:61.12% |
2023年9月 | 学科試験:23,917人 実技試験:20,892人 | 学科試験:12,804人 実技試験:10,867人 | 学科試験:53.54% 実技試験:52.02% |
2023年5月 | 学科試験:24,727人 実技試験:22,167人 | 学科試験:12,072人 実技試験:12,991人 | 学科試験:48.82% 実技試験:58.61% |
2023年1月 | 学科試験:29,466人 実技試験:23,994人 | 学科試験:16,537人 実技試験:14,283人 | 学科試験:56.12% 実技試験:59.53% |
2022年9月 | 学科試験:26,265人 実技試験:21,516人 | 学科試験:11,074人 実技試験:12,167人 | 学科試験:42.16% 実技試験:56.55% |
2022年5月 | 学科試験:27,678人 実技試験:23,237人 | 学科試験:13,617人 実技試験:14,432人 | 学科試験:49.20% 実技試験:62.11% |
2022年1月 | 学科試験:27,889人 実技試験:23,186人 | 学科試験:11,576人 実技試験:13,061人 | 学科試験:41.51% 実技試験:56.33% |
【きんざい】FP2級の受検結果
受検者数 | 合格者数 | 合格率 | |
2025年5月 | 学科試験:5,915人 実技試験:3,118人 | 学科試験:1,021人 実技試験:1,320人 | 学科試験:17.26% 実技試験:42.33% |
2025年1月 | 学科試験:23,462人 実技試験:14,826人 | 学科試験:4,645人 実技試験:6,400人 | 学科試験:19.79% 実技試験:43.16% |
2024年9月 | 学科試験:22,382人 実技試験:14,576人 | 学科試験:4,253人 実技試験:5,897人 | 学科試験:19% 実技試験:40.45% |
2024年5月 | 学科試験:23,269人 実技試験:13,802人 | 学科試験:6,911人 実技試験:6,235人 | 学科試験:29.70% 実技試験:45.17% |
2024年1月 | 学科試験:29,226人 実技試験:19,377人 | 学科試験:3,881人 実技試験:8,047人 | 学科試験:13.27% 実技試験:41.52% |
2023年9月 | 学科試験:28,094人 実技試験:18,690人 | 学科試験:6,393 人 実技試験:7,627人 | 学科試験:22.75% 実技試験:40.80% |
2023年5月 | 学科試験:27,239人 実技試験:18,939人 | 学科試験:4,772人 実技試験:7,480人 | 学科試験:17.51% 実技試験:39.49% |
2023年1月 | 学科試験:36,713人 実技試験:23,913人 | 学科試験:10,676人 実技試験:8,404人 | 学科試験:29.07% 実技試験:35.14% |
2022年9月 | 学科試験:34,872人 実技試験:23,392人 | 学科試験:5,495人 実技試験:8,901人 | 学科試験:15.75% 実技試験:38.05% |
2022年5月 | 学科試験:36,863人 実技試験:23,272人 | 学科試験:8,152人 実技試験:7,634人 | 学科試験:22.11% 実技試験:32.80% |
2022年1月 | 学科試験:41,803人 実技試験:31,106人 | 学科試験:8,154人 実技試験:14,105人 | 学科試験:19.50% 実技試験:45.34% |
参考:日本FP協会「FP技能士の取得者数 及び 試験結果データ」
参考:一般社団法人 金融財政事情研究会「試験結果」
※ CBT試験の結果です。
FP協会の試験の場合は、2022年〜2025年のFP3級の合格率を平均すると80%以上であり、8割以上の人がFP3級の試験に通っていることがわかります。一方、FP2級になると合格率は下がり、2022年〜2024年でみれば合格率は50%を切っています。
一方で、きんざいの試験はFP3級でも30~60%、FP2級になると学科試験の合格率が10~40%と、日本FP協会の試験と比較して合格率が低めです。きんざいの合格率が低いのは、「法人申し込みが多く、合格モチベーションが低い受検者が多い」「実技試験の専門性が高い」などが理由として挙げられます。
実際に筆者もFP2級・3級の模擬試験や過去問を解いたときは、日本FP協会の試験のほうが点数が取りやすい印象がありました。日本FP協会ときんざいのどちらがよいかは、過去問などを実際に解いてみて判断するのがおすすめです。
なお、100%の合格率ではないため、FPの試験は誰にとっても簡単なものとは決して言えません。少なくともFP3級レベルでも、業界出身者でない人があまり勉強せずに合格するのはほぼ不可能だと思われます。
通信講座を利用することで効率よく学べるため、FP試験の合格に近づきたい場合には通信講座を検討するのもよいでしょう。
FP(ファイナンシャルプランナー)の通信講座を受講するメリット!独学よりも通信講座のほうが効率よく学べる理由

FP資格の学習を効率よく進めたい場合、通信講座を受講することも1つの手です。「FPは独学で十分」「お金がもったいない」などの意見を耳にしたかもしれませんが、筆者からすると通信教育で合格を目指すメリットは非常に大きいと感じています。確実に合格したい人ほど、通信講座が向いていると思います。
通信講座によって特徴は異なりますが、一般的なFPの通信講座のメリットは次の通りです。
- サポートを受けながらFPになるための学習を進められる
- スキマ時間を使ってFPになるための勉強ができる
- 金融に関する法改正があっても最新の情報で学べる
- 合格のための情報だけではなくFP実務の話が聞ける
ここからは、FPの通信講座を受講するメリットについて、それぞれ解説していきます。「独学とどのように違うのだろう」のように考えている場合にも参考にしてみてください。
サポートを受けながらFPになるための学習を進められる
資格学習を独学で進めるうえでの大きな壁となるのが、「わからないことがあったときにどのように理解を進めるか」という点です。
市販のテキストもわかりやすく作られていますが、テキストに載っていない範囲や呼んでもわからないところは自分で調べる必要があります。しかし独学だと、「調べてもわからなかった」「自分レベルでは解説文がそもそも難しくて理解できない」と、学習が止まってしまうケースも珍しくありません。
とくにFP2級レベルになると、出てくる単語を暗記するだけでは合格が難しくなります。「状況が〇〇のとき、〇〇保険はどのような保障をしてくれるのか」「△の数値が上がると金融市場にどのような影響があるのか」など、根本的な仕組みやシチュエーションごとにどう作用するのかなどまで理解しないと、効率よく得点を増やすことはできません。
一方、FPの通信講座であれば、さまざまなサポートを受けながら学習を進められます。「わからないことがあればすぐに講師に教えてもらえる」「苦手な分野のピックアップや得点傾向の数値化などができるシステム使える」などのサポートを利用できるため、独学よりも効率よくFPになるための学習ができるのがメリットです。
スキマ時間を使ってFPになるための勉強ができる
独学の場合、自分でスケジュールを立ててFP試験の勉強を進めなければなりません。FPの試験範囲は広く、とくにはじめてFPの勉強をする人であれば、スケジュールを立てるのも難しいと感じる人も少なくないでしょう。
FPの試験範囲は、以下の6分野です。
- ライフプランニングと資金計画
- リスク管理
- 金融資産運用
- タックスプランニング
- 不動産
- 相続・事業承継
運営の公式サイトにも記載されているように、試験範囲ごとにさらに細かな項目があり、試験までにはさまざまな項目の勉強を進めなければなりません。
一方、通信講座であれば、試験に合格できるようなカリキュラムが組まれており、網羅的に勉強を進められるような教材が使用されています。
また、なるべく端的でわかりやすい教材が使用されているのも特徴で、1つの講義が30分〜1時間程度の通信講座も多いです。動画によってはさらに学習項目ごとに5~10分で区切られており、キリのよいところで中断しやすくなっています。
「1つの動画を見るのに1時間くらいは時間を空けなきゃ…」と思っていると、結局は時間が取れるときでないと学習のやる気は出にくいでしょう。しかし近年の通信講座は、通勤時間、家事の合間、仕事の休憩時間などのスキマ時間でも、スマホを使って学習しやすくなっています。動画の再生速度も変更できるので、理解度や聴きやすさに応じて速度を速くすれば学習時間をさらに短縮できます。
Webテキストを採用している講座なら、「スキマ時間に1~2ページだけ読む」という学習も可能です。
このようにスキマ時間を使ってFPになるための勉強がやりやすいのも、通信講座のメリットと言えるでしょう。
金融に関する法改正があっても最新の情報で学べる
独学でFPの勉強をする場合、「法改正があった場合に最新の情報を入手すること」も気をつけるべき点です。
法改正は例年行われており、最新の情報もFP試験で出題される可能性も大いにあります。FPで学習する6分野はそれぞれ適用される法令が異なるので、6分野のうちいずれかは何かしらの変更があると思っておきましょう。
市販のテキストで独学をした場合、そのテキストが作成された後に法改正があれば、古い情報のままで勉強して本番で問題を落とすリスクが考えられます。
一方、通信講座であれば、法改正があったタイミングでその情報を通知してもらえるのが一般的です。最新の情報を手軽に手に入れつつFPの勉強を進められるのも、通信講座のメリットといえます。
合格のための情報だけではなくFP実務の話が聞ける
独学で使う一般の資格テキストは、あくまで試験合格のための解説や問題が効率的にまとめられています。無駄な話が少ない分、実務上の話を目にする機会は少なくなります。
一方で通信講座の場合、基本的にFP分野の専門家や現役バリバリで働いている人が講師です。そのため、実務の話を交えて解説することがよくあります。
「実務上の話は試験には関係ないのでは?」と思われるかもしれません。しかし、「この制度は仕事でもよく使われている」「過去の事例では~」「〇〇で例えると~」など実務経験を基にした話を聞いておくと、テキストだけではイメージが難しい部分まで理解しやすくなります。
また実務面の話は、合格へのモチベーションを高めてくれます。「合格したらこういう知識が身につく」「〇〇の業務にかかわれるかもしれない」と、合格後の自分や取得するメリットをイメージしやすくなるからです。資格学習においてモチベーションの維持は非常に大事な部分なので、実務の話を聞けるのは学習において想像以上のメリットになるでしょう。
FP(ファイナンシャルプランナー)の通信講座おすすめ10選
FPの通信講座は多数存在し、それぞれで特徴や費用などが異なります。そのため、「FPの通信講座はどれを選べばいいのか」と悩むこともあるでしょう。
そこで、ここからはFP通信講座のおすすめを10選紹介していきます。おすすめの通信講座を取り上げる際には下記の選定基準を設け、数ある講座のなかからこれらの基準を満たしている8選を紹介します。
おすすめのFP通信講座の選定基準
- FP2級、または3級の試験に対応している
- 「わからない点などを講師に相談できる」などのサポート体制が整っている
- 「紙のテキストだけでなくデジタルのものもある」などの教材が充実している
- 合格者数や合格率、または評価機関から評価を得ている
- CBT試験に対応している
※2025年9月時点、各選定基準を満たしている通信講座を掲載しています。
※掲載企業については当サイト独自の基準で評価をしています。
1. スタディング|受講料の安さを求める人向け

価格 | 2級:29,700円(FP2級合格コース) 3級:4,950円(FP3級合格コース) 3級・2級コース:31,900円 |
対応している級 | 2級・3級 |
合格数・合格率 | 2024年の合格報告700件以上 |
サポート体制 | ・教材がスマートフォンに対応・学習の進捗管理をAIがサポート |
キャンペーンや合格返金制度 | 割引キャンペーン:スタンディング学割(全講座20%オフ)合格制度:Amazonギフト券進呈(500円〜3,000円分) |
公式サイト | https://studying.jp/fp/ |
「スタンディング」は、FP以外にもさまざまな資格の通信講座を提供しています。FPについては、2級と3級向けの講座が用意されており、2024年における合格者数は700人を超えています。
スタンディングの特徴としては、受講料の安さが挙げられます。一般的にFPの通信講座の費用相場は3級なら5,000円〜6万円程度、2級なら3万円〜10万円以上と言われており、スタンディングのFP通信講座はこの相場よりも受講料が低く設定されています。
また、スマートフォン1つでFPの勉強を進められるのも特徴です。電車などでの移動中や外出先であっても、スキマ時間を活用してFPの勉強ができるため、普段は仕事や学業で忙しい人にもおすすめの通信講座といえます。
筆者もスタディングの通信講座を利用するのですが、とくに便利なのが「AI問題復習」です。以前間違えた問題や重点的に勉強したい問題を、AIが人間の記憶の忘却曲線に応じた最適な復習タイミングで自動出題してくれます。マイページを開けばすぐに問題に挑戦できるので、2~3分のスキマ時間があれば手軽かつ効果的に復習ができます。
「受講料の安いから内容が薄くないか心配」とお悩みの方もいるかもしれませんが、スタディングのおかげで簿記2級に合格した筆者の感想としては、仮に他の講座と同じくらいの値段でも十分に元が取れるコンテンツだと感じました。
なおスタディングでは割と頻繁に10~20%OFFのキャンペーンを実施しているので、上記の価格よりもさらに安くなる可能性が高いです。申し込みから利用までも簡単に進められるので、コストパフォーマンスの高さを含めておすすめの通信講座と言えます。
2. クレアール|わからないことは何度も相談できるサポート体制

価格 | 2級:44,000円(FP技能士2級合格コース) 3級:11,000円(FP技能士3級合格コース) 3級・2級:49,500円(FP技能士2・3級セット合格コース) |
対応している級 | 2級・3級 |
合格数・合格率 | -(FPの通信講座においては不明) |
サポート体制 | ・何度でも講師に相談できる |
キャンペーンや合格返金制度 | 割引キャンペーン:20%割引キャンペーン合格制度:ー |
公式サイト | https://www.crear-ac.co.jp/fp/ |
「クレアール」は、資格指導歴が55年あるWeb専用の通信スクールです。FP資格の2級と3級の試験に対応しており、合格に必要とされている範囲に絞って効率よく勉強ができる特徴があります。
また、クレアールの特徴としては、わからないことを何度でも講師に相談できる点が挙げられます。
テキストや講座動画でFPの勉強を進める際には、理解が追いつかずにわからないことも出てくるかもしれません。その際には、相談をすることで講師から指導を受けられるため、わからないことがあってもすぐに対応できるのもクレアールの魅力です。
また、スキマ時間学習に特化したクレアールの独自機能「CROSS STUDY」なら、あなたオリジナルの問題集の作成や理解度・進捗に応じた問題のレコメンドによって、より効率的な学習が可能になります。
筆者も市販テキストで復習するとき、苦手な問題にチェックを入れたり当該ページを探し直したりなどの手間が気になることがあります。クレアールのFP通信講座なら、自分に合った復習にすぐ取り組みやすいのが大きなメリットです。
3. ユーキャン|初心者がつまずきやすいポイントもわかりやすく教えてもらえる

価格 | 2級・3級:64,000円(ファイナンシャルプランナー講座) |
対応している級 | 2級・3級 |
合格数・合格率 | 過去10年間で16,145名の合格者 |
サポート体制 | ・何度でも相談可能・提出した課題を講師から添削をしてもらえる |
キャンペーンや合格返金制度 | – |
公式サイト | https://www.u-can.co.jp/ |
「ユーキャン」は、FP以外にも幅広い分野の通信講座を提供している通信スクールです。FP資格に関していえば、過去10年間で16,145名の合格者を輩出している実績があります。
ユーキャンのFP通信講座では、「何度でも相談可能」「提出した課題を講師から添削をしてもらえる」といったサポートを受けられます。わからないことがあれば相談が可能なうえに、仮に誤った認識があっても課題添削によって訂正しつつFPの勉強を進めることが可能です。
また、ユーキャンでは使いやすさにこだわった「スマホ学習(デジタルサポート)」の機能が充実しています。「紙テキストの内容をスマホで読めるデジタルテキスト」「正答率や回答日時に応じた学習すべき問題の洗い出し機能」「わかりやすい語呂合わせや難用語の解説など熟練講師のノウハウが凝縮した動画コンテンツ」などのおかげで、初学者でも1からしっかり学習できます。
知名度や合格者輩出実績から判断しても、安心して申し込みやすい通信講座と言えるでしょう。「どの通信講座にしたらよいのか迷っている」という方なら、まずはユーキャンを検討してみてはいかがでしょうか。
4. フォーサイト|FP2級の合格率が86.89%の通信講座

引用元:「フォーサイト」
価格 | 2級・3級:60,800円(バリューセット1) 2級・3級:65,800円(バリューセット2)DVDオプション72,800円 |
対応している級 | 2級・3級 |
合格数・合格率 | 2025年1月FP2級試験:86.89% |
サポート体制 | ・学習のスケジュールを自動で組んでもらえる・24時間いつでも相談できる |
キャンペーンや合格返金制度 | 割引キャンペーン:1万円割引合格制度:ー |
公式サイト | https://www.foresight.jp/fp/ |
「フォーサイト」は、累計合格者数42万人の通信スクールです。2025年1月に行われたFP2級試験においては、86.89%の合格率を誇ります。
フォーサイトでは、24時間いつでも講師に相談が可能なうえに、学習スケジュールを自動で組んでもらえるのが特徴です。
独学ではどのように学習を進めればよいのかでつまずいてしまうケースも少なくありませんが、学習スケジュールからサポートしてもらえるため、効率よくFP試験の合格を目指せます。
また、デジタルテキストや過去問一問一答などスマホ学習機能が充実しているのに加え、自宅でCBT試験形式で模擬試験を受けられるのも魅力です。
筆者は簿記2級でCBT試験を受けた経験がありますが、紙の試験とは異なる操作やテキストの読み方が求められます。慣れれば問題ないものの、ぶっつけ本番でいきなり触ると緊張で操作ミスしたり、回答順番や入力が間違っていないか不安で気を取られたりなどで、本来の実力が発揮できないリスクもゼロではありません。その点、あらかじめCBTを体験できるフォーサイトなら、今後移行が進められるCBT試験対策もバッチリです。
筆者の個人的な考えですが、特別な過去演習が実施できるe-ラーニングシステムと直前対策講座が付いている、バリューセット2をおすすめします。
5. 資格の学校TAC|講師に相談しながら自習室も使って勉強ができる

価格 | 3級Web通信講座:15,300円テキストなし12,800円 3級DVD通信講座:25,500円テキストなし23,000円 2級Web通信講座:101,000円 2級DVD通信講座:121,000円 2級・3級Web通信講座:108,000円 2級・3級DVD通信講座:133,000円 |
対応している級 | 2級・3級 |
合格数・合格率 | -(FPの通信講座においては不明) |
サポート体制 | ・提出した課題を講師から添削してもらえる・自習室を利用できる など |
キャンペーンや合格返金制度 | 割引キャンペーン:早割キャンペーン合格制度:- |
公式サイト | https://www.tac-school.co.jp/kouza_fp.html |
「資格の学校TAC」は、FP以外にも多くの資格の通信講座を提供している通信スクールです。FPの2級と3級に対応しており、通信講座でありながらも予備校のように自習室を使える特徴があります。
また、資格の学校TACのFP講座では課題提出もありますが、その際には講師から添削をしてもらえます。当記事で紹介する通信講座のなかでは費用が高めに設定されていますが、手厚いサポートを受けながらFP試験の勉強をしたい場合におすすめです。
そしてTACの通信講座ならではの大きな特徴は、オンラインライブ講座です。教室で授業を受けるのと同じように、リアルタイムの講義を自宅で受けられます。コメント機能で質問したり、でリアクションボタン・投稿機能を使い講師や受講生同士でつながれたりなど、リアルタイムだからこそできる機能も充実しています。
メールやチャットでは質問しづらい、質問したい内容を後で忘れてしまうという人ほど、オンラインライブ講座はおすすめです。
6. LEC東京リーガルマインド |FP試験の初心者から学習経験者まで学習できるカリキュラム

価格 | 講座の種類や時期によって変動するが、おおよそ70,000~100,000円前後 詳細は要問い合わせ |
対応している級 | 2級・3級 |
合格数・合格率 | -(FPの通信講座においては不明) |
サポート体制 | ・講師にメールや電話で相談可能・自習室を利用できる |
キャンペーンや合格返金制度 | 割引キャンペーン:割引制度合格制度:合格お祝い金制度 |
公式サイト | https://www.lec-jp.com/fp/ |
「LEC東京リーガルマインド」は、さまざまな資格に対応している通信スクールです。FPに関しては2級と3級にも対応しています。
LEC東京リーガルマインドの特徴としては、FP試験の初心者や学習経験者に向けたカリキュラムで効率よく学習を進められる点が挙げられます。無理なく着実に学力をつけられるようなカリキュラムで、仕事や学業で忙しいという場合にも向いています。提携校通学が付いているコースなら、会社帰りや休日などに提携校の学習ブースを使って学習が可能です。
7. 資格の大原|大手による豊富な学習サポートを受けられる

価格 | 2級・AFP:66,000円 3級:17,600円 |
対応している級 | 2級・3級 |
合格数・合格率 | -(FPの通信講座においては不明) |
サポート体制 | ・講師から個別で勉強をサポートしてもらえる |
キャンペーンや合格返金制度 | 割引キャンペーン:割引制度合格制度:- |
公式サイト | https://www.o-hara.jp/course/fp |
「資格の大原」は、幅広い資格の通信講座を提供している通信スクールです。FPにおいてもさまざまな講座が用意されており、2級と3級の試験にも対応しています。
2025年のFP通信講座では、スマホ1つですべての学習が完結する学習スタイル「パススル」に対応しています。「1動画5分」「デジタルテキスト」「間違えた問題や類似問題のピックアップ機能」など、忙しい人でもスキマ時間で気軽に勉強できるシステムが満載です。講師の質疑応答もスマホから利用できるので、わからないことがあればすぐに質問できます。
大原といえば「スクール通学型の学習」「質はいいけど高額」というイメージをお持ちの方も多いと思いますが、パススルの通信講座は比較的リーズナブルです。
機能面では、1動画が5分というのが筆者的には強いおすすめポイントです。通勤や家事の合間だけではなく、「美容院の待ち時間」「飲食店の行列」「休日の運動中の休憩時間」など、日常生活のちょっとした時間に動画講義を進められるのは、毎日の学習が大切なFPの勉強において大きなアドバンテージになります。
8. 資格スクール大栄|受講・カウンセリング・質問がオンラインで完結

価格 | 2級:214,610円(AFP 合格コース)3級:56,870円(FP3級コース) |
対応している級 | 2級・3級 |
合格数・合格率 | -(FPの通信講座においては不明) |
サポート体制 | ・講師への相談が可能・講師による学習の進捗管理をしてもらえる |
キャンペーンや合格返金制度 | 割引キャンペーン:割引制度合格制度:- |
公式サイト | https://www.daiei-ed.co.jp/fp/ |
「資格スクール大栄」は、さまざまな資格に対応する講座を提供している通信スクールです。年間15,000人以上をサポートしているキャリアナビゲーターからサポートを受けながらFP試験の勉強を進められます。
また、学習の進捗管理を講師にしてもらえるのも、資格スクール大栄の特徴です。
独学ではFP試験までにどのようなスケジュールで勉強を進めればよいか悩むことも少なくありません。資格スクール大栄のFP通信講座であれば、進捗管理を任せながら学習ができるため、より効率的にFP試験の合格に近づくことでしょう。
9.アガルートアカデミー|合格率90%超の実績ある通信講座

引用元:アガルートアカデミー
価格 | 2級フル:76,760円 2級ライト:49,280円 |
対応している級 | 2級のみ |
合格数・合格率 | 91.67% |
サポート体制 | 講師への直接質問ができる |
キャンペーンや合格返金制度 | 割引キャンペーン:合格による全額返金制度またはお祝い金1万円 |
公式サイト | https://www.agaroot.jp/ |
「アガルートアカデミー」は、会員数20万人を突破した大手人材教育の株式会社アガルートが運営するサービスです。2024年5月試験では合格率91.67%に達するなど、会社設立から10年で多くの実績を残しています。
アガルートアカデミーのFP通信講座は、2級のみの対応です。しかし、充実した学科・実技講座、過去問集、難易度の高い不動産分野の集中講座など、しっかりと合格を目指せるカリキュラムを揃えています。オンライン質問サービス「KIKERUKUN」や、オンライン演習サービス「TOKERUKUN」など、スマホ学習に最適なシステムも充実してきました。
合格ラインである60%を取るために33時間に凝縮した濃密なカリキュラムであるため、無駄なく効率的に学びたい人におすすめの講座です。
10.資格のキャリカレ|3か月での確実な合格を目指せる

引用元:資格のキャリカレ
価格 | 2級・3級:78,800~88,800円(FP技能士合格指導講座) |
対応している級 | 2級・3級 |
合格数・合格率 | 3級92.5% 2級77.5% |
サポート体制 | 講師の添削計12回、期間内での無制限の質問対応、合格後の就職・転職活動サポート |
キャンペーンや合格返金制度 | 全額返金保証、8日以内の返品保証、期間中の合格で2講座目無料 |
公式サイト | https://www.c-c-j.com/course/status/financialplanner/exam.html |
「資格のキャリカレ」は、累計受講者数100万人以上の人気の通信教育講座サービスです。FP通信講座の累計は1万2,000人を超えました。
「3か月のラク速合格」を掲げ、1日1時間の学習を3か月続けることで合格ラインを目指すカリキュラムが組まれています。監修は実績25年、合格者3,000人超のベテラン講師です。映像講義、問題演習、デジタルテキストと必要な教材はすべて揃っています。
また、資格のキャリカレでは合格後の就職・転職サポートや独立・開業サポートも無料で利用できます。合格した後のキャリア形成までしっかりサポートしてくれるので、FP資格の取得だけではなく実際に活かしていきたい人におすすめの講座と言えるでしょう。
また、キャリカレでは定期的に大胆なキャンペーンを実施することがあるのも見逃せないポイントです。たとえば2025年9月17日までなら、学習サポート期間1年1か月のBコースが70%OFFの24,800円になっていました。
FP(ファイナンシャルプランナー)の通信講座の選び方

ここまでで紹介したもの以外にも、FPの通信講座はさまざまあります。そのため、FPの通信講座を選ぶ際に迷うこともあるかもしれません。
ここからは、FPの通信講座の選び方について紹介していきます。FPの通信講座を探す際には、下記を参考にしてみてください。
- 通信講座を受講する費用を比較しておく
- 通信講座の合格率を比較しておく
- 学習サポートが充実している通信講座を選ぶ
通信講座を受講する費用を比較しておく
FPに限らず、通信講座を受講する場合には費用がかかります。一般的な目安としては、3級なら5,000円〜6万円程度、2級なら3万円〜10万円以上と言われており、この相場からもわかるようにFP通信講座の費用には幅があります。
FP通信講座を受講する場合、経済的にも無理なく利用できる講座を選ぶのが大切です。そのため、FP通信講座は受講にかかる費用で選ぶのも1つの手です。
なお、当記事で紹介している通信講座の費用をまとめましたので、こちらも参考にしてみてください。
当記事で紹介したFP通信講座の費用一覧
通信講座 | 費用 |
---|---|
スタディング | 2級:29,700円(FP2級合格コース) 3級:4,950円(FP3級合格コース) 3級・2級コース:31,900円 |
クレアール | 2級:44,000円(FP技能士2級合格コース) 3級:11,000円(FP技能士3級合格コース) 3級・2級:49,500円(FP技能士2・3級セット合格コース) |
ユーキャン | 2級・3級:64,000円(ファイナンシャルプランナー講座) |
フォーサイト | 2級・3級:60,800円(バリューセット1) 2級・3級:65,800円(バリューセット2)DVDオプション72,800円 |
資格の学校TAC | 3級Web通信講座:15,300円テキストなし12,800円 3級DVD通信講座:25,500円テキストなし23,000円 2級Web通信講座:101,000円 2級DVD通信講座:121,000円 2級・3級Web通信講座:108,000円 2級・3級DVD通信講座:133,000円 |
LEC東京リーガルマインド | 講座の種類や時期によって変動するが、おおよそ70,000~100,000円前後 詳細は要問い合わせ |
資格の大原 | 2級・AFP:66,000円 3級:17,600円 |
資格スクール大栄 | 2級:214,610円(AFP 合格コース) 3級:56,870円(FP3級コース) |
アガルートアカデミー | 2級フル:76,760円 2級ライト:49,280円 |
資格のキャリカレ | 2級・3級:78,800~88,800円(FP技能士合格指導講座) |
受講料の割引キャンペーンや合格したときの返金制度がないかをチェックしておく
FP通信講座によっては、受講料の割引キャンペーンや合格時の返金制度が用意されています。このようなキャンペーンを利用することで、よりお得にFP通信講座を受講できます。
そのため、FP通信講座を選ぶ際には、割引キャンペーンや合格時の返金制度がある講座を選ぶのもよいでしょう。
なお、当記事で紹介している通信講座でキャンペーンがないかをまとめましたので、こちらも参考にしてみてください。
当記事で紹介したFP通信講座のキャンペーン内容
通信講座 | キャンペーン |
---|---|
スタディング | 割引キャンペーン:スタンディング学割(全講座20%オフ)合格制度:Amazonギフト券進呈(500円〜3,000円分) |
クレアール | 割引キャンペーン:20%割引キャンペーン合格制度:ー |
ユーキャン | ー |
フォーサイト | 割引キャンペーン:1万円割引合格制度:ー |
資格の学校TAC | 割引キャンペーン:早割キャンペーン合格制度:ー |
LEC東京リーガルマインド | 割引キャンペーン:割引制度合格制度:合格お祝い金制度 |
資格の大原 | 割引キャンペーン:割引制度合格制度:ー |
資格スクール大栄 | 割引キャンペーン:割引制度合格制度:ー |
アガルートアカデミー | 割引キャンペーン:合格による全額返金制度またはお祝い金1万円 |
資格のキャリカレ | 全額返金保証、8日以内の返品保証、期間中の合格で2講座目無料 |
※2025年9月時点の情報です。
通信講座の合格率を比較しておく
FP通信講座によっては、通信講座を利用した人のFP試験の合格率を公表しています。あくまで目安に過ぎませんが、FP通信講座を選ぶ際には合格率を比較しておくのもよいでしょう。
なお、当記事で紹介している通信講座の合格率をまとめましたので、こちらも参考にしてみてください。
通信講座 | 合格率 |
---|---|
スタディング | 2024年の合格報告700件以上 |
クレアール | ー(FPの通信講座においては不明) |
ユーキャン | 合格率の記載なし(過去10年間で16,145名の合格者) |
フォーサイト | 2025年1月FP2級試験:86.89% |
資格の学校TAC | ー(FPの通信講座においては不明) |
LEC東京リーガルマインド | ー(FPの通信講座においては不明) |
資格の大原 | ー(FPの通信講座においては不明) |
資格スクール大栄 | ー(FPの通信講座においては不明) |
アガルートアカデミー | 91.67% |
資格のキャリカレ | 3級92.5% 2級77.5% |
学習サポートが充実している通信講座を選ぶ
FP通信講座によって、提供しているサポート内容は異なります。
サポート内容が充実している通信講座であれば、効率よく勉強を進められるため、FP試験の合格に近づきます。そのため、FP通信講座を探す際には、どのような学習サポートが用意されているのかも確認しておくのがよいでしょう。
なお、当記事で紹介しているFP通信講座の学習サポートの一例をまとめましたので、こちらも参考にしてみてください。
通信講座 | 学習サポートの一例 |
---|---|
スタディング | 教材がスマートフォンに対応・学習の進捗管理をAIがサポート |
クレアール | 何度でも講師に相談できる |
ユーキャン | 何度でも相談可能・講師に添削をしてもらえる |
フォーサイト | 学習のスケジュールを自動で組んでもらえる・24時間いつでも相談できる |
資格の学校TAC | 講師に添削をしてもらえる・自習室を利用できる |
LEC東京リーガルマインド | 講師にメールや電話で相談可能・自習室を利用できる |
資格の大原 | 講師から個別で勉強をサポートしてもらえる |
資格スクール大栄 | 講師への相談が可能・講師による学習の進捗管理をしてもらえる |
アガルートアカデミー | 講師への直接質問ができる |
資格のキャリカレ | 講師の添削計12回、期間内での無制限の質問対応、合格後の就職・転職活動サポート |
FP通信講座によっては無料体験を受けられる!まずはお試しで無料体験をしてみるのもおすすめ
FP通信講座によっては、無料体験を提供している講座もあります。無料体験ではオンライン講座の動画やテキストをお試しとして体験できるのが一般的です。
FP通信講座を検討している人のなかには、「受講するとしても続けられるのか」「実際の講義を体験してからでないと講義を選べない」のように考えるかもしれません。その場合、無料体験を提供しているFP通信講座を利用してみるのもよいでしょう。
なお、無料体験を提供しているかどうか、またその内容は、通信講座によって異なります。基本的には公式サイトに情報が掲載されているため、気になる通信講座がある場合には無料体験がないかも公式サイトで確かめておくとよいでしょう。
無料体験を提供しているFP通信講座 | 概要 |
スタディング | FP試験の傾向や対策全般を解説する無料セミナー 動画講義と問題演習体験 CBT試験を想定した模擬試験のお試し |
クレアール | 「https://www.crear-ac.co.jp/fp/course/crear-jukou-taiken/」のページにておおまかな受講の流れの確認 サンプル講義動画にて講義動画をいくつか確認可能 |
ユーキャン | 14日間のデジタルサポート体験版の利用が可能(FPではなく資格講座全般の体験版) |
フォーサイト | 無料のサンプルカラーテキストあり |
資格の学校TAC | 無料講座説明会・オンラインライブ、無料体験講義など |
LEC東京リーガルマインド | 無料セミナー、無料説明会、無料体験講義、おためしWeb受講制度 |
資格の大原 | 「https://www.o-hara.jp/course/fp/fp_web_seminar」にてWeb体験講義やガイダンスを公開中 |
資格スクール大栄 | オンラインの受検ガイダンス・受験相談会あり |
アガルートアカデミー | 合計2時間分の動画、テキストサンプル、演習システムについて20日間の無料体験 |
FP2級・3級試験を通るための勉強法は?FP2級保持者からの体験談!
ここからは、実際にFP2級に合格した筆者の勉強法を、体験談を交えながら紹介します。あくまで個人的な勉強方法なので、参考程度にお読みください。

筆者はFP3級に合格してから、FP2級を受検し取得しています。大学は出ておらず、就職は製造業で、FPの学習分野とは無縁の経歴です。FP2級レベルなら、業界未経験でもしっかりと勉強すれば十分に合格レベルに達せられると個人的には思います。
勉強時間は以下の通りです。
- FP3級:75時間
- FP2級:75時間
合計で150時間、1日1時間で約5か月、1日2時間で約2か月半です。よくあるFP2級の合格体験談と同じくらいだと思われます。ただ、FP2級は勉強時間が少し短め、3級が長めになっています。
以下では、具体的な勉強方法について章に分けて解説しました。
1.結局はひたすら問題演習や復習を繰り返すのが一番の近道
「FPは過去問を解いていれば合格できる」と聞いたことがあると思います。実際のところ、FP2・3級の試験は過去問・模擬試験をどれだけ回してアウトプットできるかが合格の鍵です。実際に筆者も、勉強時間の8割以上はひたすら問題を解いていました。
「繰り返し問題を解いて知識を定着させる」という王道の勉強方法が、結局のところ一番の合格の近道だと思います。とくに大事なのは、復習です。1回だけ解いてやりっぱなしだと、よほどの天才でない限りすぐに忘れてしまいます。
筆者の場合、復習の頻度は有名な「エビングハウスの忘却曲線」を参考にしました。筆者としてはめちゃくちゃ効果を実感したので、おすすめです。本記事で紹介した通信講座のなかにも、この忘却曲線を参考にAIが復習すべき問題を出題してくれるものがたくさんあります。
ただし、問題を解いて答えを覚えるだけでは効果が薄くなります。大切なのは、問題文と解説文を読み込んでちゃんと理解することです。
たとえば以下の問題は、2025年1月のP2級試験における学科試験問19です。
問題 19
第三分野の保険の一般的な商品性に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
1.がん保険では、通常90日間または3ヵ月間の免責期間が設けられており、その期間中にがんと診断確定されても、がん診断給付金は支払われない。
2.先進医療特約で先進医療給付金の支払対象とされている先進医療は、療養を受けた時点において厚生労働大臣によって定められたものである。
3.民間の介護保険は、公的介護保険の自己負担額の補塡を目的としており、被保険者の自己負担額を限度に保険金等が支払われる。
4.特定(三大)疾病保障定期保険では、被保険者が特定疾病に罹患し、特定疾病保険金を受け取った場合、その後被保険者が死亡しても死亡保険金は支払われない。
引用:一般社団法人 金融財政事情研究会「試験問題:2025年5月試験」
この問題の正解は3です。ここで解答部分だけ覚えてしまうと、「民間の介護保険は、自己負担額の補填だけが目的じゃないんだなぁ」という情報しか得られません
しっかりと問題文や解説文を読み込めば、以下の情報を得られます。
- がん保険は90日または3か月の免責期間がある
- 免責期間中にがんと診断されてもがん診断給付金は支払われない
- 先進医療特約は療養を受けた時点で厚生労働大臣によって定められたもの
- 民間の介護保険は、介護状態に成った後の生活費や公的介護保険で補えない介護費用をカバーする目的がある
- 特定疾病保障保険は、特定疾病保険金を受け取った時点で契約が消滅する
- 特定疾病保障保険の契約が消滅すると、その後に被保険者が亡くなっても死亡保険金は支払われない
このように、1つの問題だけでもたくさんのことを勉強できます。がん保険、先進医療特約、特定疾病保障保険はよく出題されるところなので、ここで覚えておけば他の問題の対応の足ががりになるというわけです。「そもそも用語の意味がわからない」という場合は、この機会に調べて覚えればよいのです。
問題演習や復習で重要なのは、「正解することではなく覚えること」「初見の用語をなくしていくこと」という意識になります。最初の頃は、むしろ解答やテキストを見ながら問題を解いたほうが効率的に学習できると思います。極端に言えば、解答やテキストを見ずに解答するのは、直前模試や本番だけでもいいと個人的には思います。
2.テキストや動画でインプットしないと問題演習や復習の効果が少なくなると思っておく
上記では問題演習や復習によるアウトプットが大切だと解説しましたが、インプットをおろそかにするのもよくありません。むしろ、良質なインプットがなければアウトプットの効果がかなり少なくなります。
先程の過去問でがん保険が出てきましたが、「そもそもがん保険がどのような保険なのか」を知っておかなければ、免責期間やガン診断保険金など言われても頭に入らないでしょう。ここでがん保険についてしっかりインプットしておけば、問題文や解説文の理解力を一気に高められます。
インプットの例
- がん保険はがんと診断されたときに一時金や治療・入院・手術に関する給付金が受け取れる保険
- がん診断給付金は、がんと診断されたときにもらえるお金
- でも、「がんと言われたからがん保険に加入してすぐに保険金をもらう」と考える人がいると、長期間保険料を納め続けている人を差し置いて保険金が手に入ってしまうので不公平
- そこで3か月程度の免責期間を設け、最低限の保険料を支払ってからでないと保障を受けられないようすることで公平さを保つ
このようにインプットでがん保険全体の仕組みをおおまかにでも学習しておけば、「免責期間中も保険料の支払いが必要なんだな」「免責期間中にがんと診断されても保険金はもらえないんだな」と、体系的に理解できるようになります。根本の仕組みを理解しておけば、少しひねった問題が出ても対応できるようになるでしょう。
3.FP3級の基礎固めはおろそかにしない
FP2級を学習するうえで大切なのは、FP3級の基礎固めをおろそかにしないことです。
筆者は2級・3級のどちらも受けましたが、2級のほうが圧倒的に難しいです。問題の文量や問われる内容のレベルが全然違うので、最初は「3級を勉強しても意味ないのでは?」と思ったくらいです。
しかし、実際に問題を解いてみると、多くの問題が3級の延長線上にあると気づくと思います。3級の知識があれば解ける問題も少なくありません。筆者も2級の学習でつまずいたとき、素直に3級の問題を復習したらすっきり理解できたというパターンが何度もありました。
そのため、最終的に2級の合格を目指す人は、3級を学習する時点でとにかく基礎を固めることをおすすめします。筆者は3級合格後、もう一度3級の過去問を解いたりテキストを読み返したりしたのが、2級の学習を効率的に進められた要因だと感じました、他の合格者の方より、3級の学習に時間がかかっているのはそのあたりだと思います。
FP2級以上の試験を受けるには条件を満たす必要があるため注意
FP3級であれば、FP業務に従事しているまたは従事しようとしている人であれば受験資格を満たせます。しかし、FP2級の場合はほかにも条件があるため、FP2級の受験を考えている場合には注意が必要です。
FP2級の試験を受けるための条件は、下記のとおりです。
- 3級FP技能検定に合格している
- FP業務に関して2年以上の実務経験がある
- 日本FP協会が認定するAFP認定研修を受講している
FP2級の試験を受けるには、上記の条件をいずれか1つ以上満たしている必要があります。条件を満たしていない場合、FP2級の試験を受けることはできないため、まずは3級の試験を受けることも検討してみてください。
FP(ファイナンシャルプランナー)の試験内容や日程

FP通信講座の受講を検討している場合、「試験はどのような内容なのか」「FPの試験がいつ行われるのか」といった点についても把握しておくべきです。
ここからは、FP2級・3級の試験内容や日程について解説していきます。FP試験を受ける場合には参考にしてみてください。
FP(ファイナンシャルプランナー)の試験内容には学科試験と実技試験がある
FP試験の試験内容には、学科試験と実技試験があります。これは2級でも3級でも同じです。
FP試験の学科試験では6つの試験科目があり、全60問が出題されます。マークシート方式で解答し、2級も3級も試験科目は共通しています。
試験科目 | 概要 |
---|---|
ライフプランニングと資金計画 | 社会保険、公的年金、企業年金、個人年金等、年金と税金、ローンとカード など |
リスク管理 | 保険制度全般、生命保険、損害保険、リスク管理の最新の動向 など |
金融資産運用 | 預貯金・金融類似商品等、投資信託、債券投資、株式投資、外貨建商品、保険商品、金融派生商品、金融商品と税金 など |
タックスプランニング | 税制、所得税の仕組み、損益通算、所得控除、税額控除、個人住民税、個人事業税 など |
不動産 | 不動産の取引、不動産に関する法令上の規制、不動産の取得・保有に係る税金、不動産の譲渡に係る税金、不動産の賃貸 など |
相続・事業承継 | 贈与と法律、贈与と税金、相続と法律、相続と税金、相続財産の評価、不動産の相続対策、相続と保険の活用 など |
一方、実技試験では、FPとして業務をするにあたっての必要な知識が審査されます。端的にいえば、学科試験は基礎知識、実技試験は応用ともいえるでしょう。
FP試験を行っている団体には「FP協会」「きんざい(金融財政事情研究会)」があり、どちらも国家資格である「FP技能士」の資格を取得できますが、実技試験に違いがあります。
FP協会の実技試験では、2級でも3級でも資産設計提案業務の1科目が試験範囲です。
一方、きんざいの実技試験の場合、2級では「個人資産相談業務」「中小事業主資産相談業務」「生保顧客資産相談業務」「損保顧客資産相談業務3級」から1科目、3級では「個人資産相談業務」「保険顧客資産相談業務」から1科目を選択して試験を受けます。
筆者の所感としては、きんざいの実技試験は専門的かつ深い内容を問われて難しいです。法人が試験を申し込む際にきんざいを選ぶのは、きんざいのほうがより実務に近い内容をテストできるからと言われています。合格が目標なら、合格率も高い日本FP協会のほうがおすすめです。
つまり、FPの実技試験の試験範囲を2級と3級でまとめると、下記のようになります。
級 | FP協会 | きんざい |
---|---|---|
3級 | 資産設計提案業務 | いずれか1科目を選択・個人資産相談業務・保険顧客資産相談業務 |
2級 | 資産設計提案業務 | いずれか1科目を選択・個人資産相談業務・中小事業主資産相談業務・生保顧客資産相談業務・損保顧客資産相談業務3級 |
なお、FPの試験内容については、FP協会やきんざいの公式サイトでも公表されています。FPの試験内容について詳しく知りたい場合には、「FP協会」「きんざい」の公式サイトを確認してみてください。
FP(ファイナンシャルプランナー)の試験は2級・3級にかかわらず随時受けられる
CBT方式の導入により、2025年4月からは2級・3級の試験はいずれも、通年で受けられるようになりました。場所は全国47都道府県に300以上あるため、あなたが行きやすいところや日時を選択できます。
ペーパー試験は2025年5月の2級試験を最後に、完全廃止となります。なお、CBT方式に移行しても、試験範囲や解答方法に変更はありません。
現在公表されている、2025年度の試験実施日程は次の通りです。
- 2級・3級ともに以下の休止期間を除き通年実施
- 【休止期間】2025年3月1日(土)-2025年3月31日(月)
- 【休止期間】2025年5月25日(日)-2025年5月31日(土)
- 【休止期間】2025年12月29日(月)-2026年1月5日(月)
- 【休止期間】2026年3月1日(日)-2026年3月31日(火)
申し込み受付は、インターネット受付のみです。詳細は「CBTS公式サイト」をご覧ください。
まとめ
FPの資格は独学でも取得できる可能性はありますが、通信講座を受講することでさらにその可能性を高められます。
通信講座によっては講師に相談しながら勉強できるため、「独学で学習するのは難しい」「FP試験に合格したい」という場合には、FP通信講座の受講を検討するのもよいでしょう。
ただし、FP通信講座は多々存在し、それぞれで費用やサポート体制などが異なります。「費用はなるべく抑えたい」「勉強するうえでこのようなサポートをしてもらいたい」といった希望がある場合には、それに合わせてFP通信講座を選ぶのが得策です。
なお、当記事では選定基準を設けたうえで、その基準を満たした通信講座を紹介しています。FP通信講座を探す際には、ぜひ参考にしてみてください。
FP通信講座や試験に関するよくある質問
FPの資格は何級から履歴書に書けますか?
履歴書には取得している資格を記載できます。そのため、FPの通信講座によって3級や2級に合格できれば、その資格を履歴書に書けます。
FPとITパスポートの試験ではどちらが難しいですか
前提として、FPとITパスポートは別の資格・試験であり、同列のものとして扱えないため、難易度を比較することはできません。
なお、FPとITパスポートの試験合格率は公表されており、その数値自体を比較することは可能です。
前述したように、FP試験の合格率は2級であれば40%~50%程度、3級であれば70%~80%程度です。一方、独立行政法人の情報処理推進機構が公表する「情報処理技術者試験統計資料」によると、2022年の合格率は51.6%、2023年の合格率は50.3%とされています。
なお、実際にITパスポートを取得している筆者の所感としては、FP2級>>>ITパスポート≧FP3級のイメージです。
FP試験当日は何を持っていけば良いでしょうか
受検票は廃止されたので、必要な持ち物は本人確認書類のみです。メモ用紙や筆記用具はテストセンターで貸出されます。私物の筆記用具、スマホ、電卓などは持ち込み禁止なので注意しましょう。
受検料はいくらですか?
2級
・学科試験と実技試験:11,700円
・学科試験:5,700円
・実技試験:6,000円
・上記に加え数十円~数百円の手数料が必要
3級
・学科試験と実技試験:8,000円
・学科試験:4,000円
・実技試験:4,000円
・上記に加え数十円~数百円の手数料が必要
支払い方法には、クレジットカード決済、コンビニ/Pay-easy決済のいずれかです。キャンセルは受検3日前までで、入金後のキャンセルには1,000円程度のキャンセル手数料がかかります。
FP2級・3級以外のFP資格には何がある?
FP1級はもちろんのこと、AFPやCFPがあります。AFPは2級と同等程度の知識レベルに加え、AFP認定研修を受けて登録する必要があります。AFPの上位資格であるCFPは、AFP認定者でないと受けられません。難易度はFP1級と同等程度と言われ、勉強時間はAFP合格者でもさらに360~700時間かかるとされています。FP1級も同様です。