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Webデザイナーの仕事内容ややりがいは?向いている人の特徴

2023.07.19

カテゴリー:
スマホ版のサイトデザインを考えるWebデザイナー

日常生活でWebサイトを閲覧する機会は皆さんにもたくさんあるはず。たとえば、学校の課題が解けなくて困ったときや、お店の情報をチェックするとき、気になる情報を調べるときなどです。今、何気なく開いている逆引き大学辞典も、実は「Webデザイナー」と呼ばれる人たちが作っているんですよ!今回は、Webデザイナーの仕事内容や向いている人の特徴、おすすめの大学や学部についてご紹介します。


Webデザイナーの仕事の内容や想定年収

Webサイトのデザインを考えるWebデザイナー

ここでは、Webデザイナーの主な仕事内容ややりがい、想定年収について解説します。将来的にWebデザイナーを目指す人は、ぜひ参考にしてくださいね!

Webデザイナーの仕事の内容

Webデザイナーは、お客様の要望に合わせてWebサイトを作る職業です。その仕事内容は多岐にわたり、1人で制作の全ての工程を担うこともあれば、複数の工程をみんなで分担することもあります。たとえば、ディレクターが用意したWebサイトの枠組み(=ワイヤーフレーム)から「Illustrator」や「Photoshop」などのソフトでデザインを作るのは、主な仕事内容ですね。また、Webデザイナーの中には「HTML」や「CSS」といった言語を使ってプログラミングする人もいます。

Webデザイナーの仕事のやりがい

Webデザイナーの仕事のやりがいは、お客様に「イメージに合うデザインが出来上がって良かった」と喜んでもらえること!Webデザイナーにとって、自分が制作したデザインは仕事の成果でもあり、大切な作品でもあります。だからこそ、Webサイトのデザイン性をお客様に満足していただけたときは、大きな達成感が得られるでしょう。Webサイトには、世界中から多数のユーザーが訪れます。自分の手がけたデザインがインターネット上で公開されて、たくさんの人たちに閲覧される喜びはひとしおです!

Webデザイナーの想定年収

Webデザイナーの想定年収は、全国平均で480.6万円です。Webデザイナーの働き方について詳しくは後の見出しでも解説しますが、企業に就職する場合と個人で仕事を引き受ける場合で、給与に差が出ることも珍しくありません。報酬はWebデザイナーのスキルや経験によって高まる傾向にあり、実力次第ではより高い収入を得られる可能性があります。

【参考】職業情報提供サイト(日本版O-NET)
URL:https://shigoto.mhlw.go.jp/Occupation/Detail?occupationId=326


Webデザイナーに向いている人の特徴

作成したサイトを確認するWebデザイナーの女性

ここでは、Webデザイナーに向いている人の特徴を4つのポイントにわけてご紹介します!

多くの人から好まれるデザインを作れる

Webデザイナーの仕事では、お客様の要望に合わせたデザインを提案し、美しいレイアウトや配色でWebサイトを設計する必要があります。そのためには、自分自身の好みに偏ることなく、多くの人が美しいと感じられるデザインを生み出せなければなりません。

デザインに関する知識や技術を継続的に学ぶことができる

デザインセンスは、生まれつきの感覚だけで成り立つものではありません。美しいデザインを生み出すためには、基本的なルールや法則を押さえることも必要なので、デザインの知識や技術を学ぶことも重要なんです!また、豊富なデザインの事例を見て学ぶことで、発想が広がることも。就職後もデザインの知識や技術を学び続けられる人は、センスに磨きをかけられるでしょう!

相手の意図を汲み取れる

Webデザイナーは、お客様の依頼があって初めて仕事が成立する「クライアントワーク」です。お客様がどのようなWebサイトを望んでいるのかを丁寧に聞き取りして、納得していただける制作物を納品することが、次の仕事につながります。人の話を聞いて、相手が求めていることや伝えたいことをスムーズに汲み取れなければ、信頼されるWebデザイナーになるのは難しいといえます。


Webデザイナーになる方法とおすすめの学部

ペンタブを使いデザインの勉強をする大学生の女性

Webデザイナーになる方法やおすすめの学部を解説します。大学に進学するメリットもお話しますので、ぜひ参考にしてくださいね!

Webデザイナーになる方法

Webデザイナーになるために特別な資格や学歴はありません。ただし、デザインの基礎知識やグラフィックデザイン・HTML/CSSコーディング・UI/UXデザインなどのITスキルが身に付いていると、就職活動で有利になります!実務に役立つ知識やスキルを学生時代に学ぶのがおすすめです。

Webデザイナーを目指す人の中には、在学中にポートフォリオを作成しておく人もいます!ポートフォリオとは、過去の制作物をまとめた作品集のこと。スキルの証明になる大切な資料なので、就職活動を始める前に用意しておくのも良いですね。

Webデザイナーは実力主義の世界です。企業で働く人だけでなく、第一線で活躍するフリーランス(=個人で仕事を引き受ける働き方)も少なくありません。お客様に安心して仕事を依頼していただくためにも、自分のスキルを証明して信頼性を高めることが大切です。しっかりとしたポートフォリオを制作して、自身を売り込みにいきましょう!

Webデザイナーになりたい人におすすめの学部

Webデザイナーを目指すなら、情報系やデザイン系の勉強ができる学部に進むのがおすすめです。具体的な学科名としては、情報デザイン学科メディアグラフィック学科、グラフィックデザイン学科などが良いでしょう。Webデザイナーになるために必須の資格はありませんが、デザインとITが仕事の中心となるので、在学中に基礎を学ぶのが望ましいといえます。これらの学科やコースに進学すると、Webデザイナーに必要な知識や技術を幅広く身に付けられますよ!


Webデザイナーが働く場所とキャリアプラン

制作会社で働くWebデザイナーの女性

ここでは、Webデザイナーが働く場所やキャリアプランを解説します!大学卒業後の働き方や就職先選びのヒントにしてください!

Webデザイナーが働く場所

Webデザイナーは、Web制作会社やデザイン会社などで働くのが一般的です。働き方には、企業に就職する方法と、フリーランスになる方法があります。ただし、未経験でフリーランスになっても、信頼性の問題から仕事を任せてもらうのが難しいことから、まずは企業に就職する人が多いといえます。

Webデザイナーのキャリアプラン

Webデザイナーのキャリアでは、まずWebデザインに関わる企業へ就職し、現場で経験を積む人が多いです。現場ではWebデザインに必要なスキルのほか、仕事の進め方やお客様との接し方などを学び、一人前を目指します。その後は、組織の中でチームを率いるリーダーの役割を担う人もいますよ。大きな仕事を取り仕切ったり、新人のWebデザイナーの育成に携わったりと、仕事の幅がさらに広がります。あるいは、自分の仕事に自信を持てるようになったら、独立してフリーランスとして働くのも一つの選択肢です。


Webデザイナーになりたいあなたは「JOB-BIKI」で進路検索!

Webデザイナーを目指すなら、大学でデザインの基礎を学ぶのがおすすめ!デザイン学科やメディア学科、情報学科に進学することで、仕事に必要な基本のスキルが身に付くでしょう。Webデザイナーは、デザインだけでなくITの知識が求められる職業です。大学在学中に幅広い知識を学んでおきましょう。

自分にぴったりの大学は「JOB-BIKI」で見つかるので、ぜひ活用してください!検索画面の就職先検索で、業種「IT・広告・マスコミ」から「デザイン・制作」を選択すると、Webデザイン関連の企業で活躍する先輩たちの出身大学がわかります。大学や学部選びに悩んだら、「JOB-BIKI」で進学情報をリサーチしてみましょう!

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