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カラーコーディネーター通信講座おすすめ7選!資格種類や通信講座の選び方も紹介

2025.10.20

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「色に関わる仕事に就きたい」「自分のセンスを理論で裏づけたい」といった方に人気なのがカラーコーディネーター資格です。カラーコーディネーターは、ファッション・美容・広告・インテリア・商品企画など、あらゆる業界で色の力を活かす専門職です。

通信講座なら、仕事や家事と両立しながら、自分のペースで資格取得を目指せます。ただし、カラーコーディネーターの資格は「色彩検定®」「パーソナルカラリスト検定」など複数あり、通信講座によってどの資格種類の取得を目指すのかが異なります。

また、カラーコーディネーターの通信講座は多々存在することからも、どの通信講座を利用するべきかで悩むこともあるでしょう。

当サイトでは、自社独自の選定基準を設けたうえで、その基準を満たした通信講座のみ紹介する体制をとっています。当記事でもカラーコーディネーター通信講座のおすすめを紹介していきます。

講座名主な特徴取得できる資格種類
キャリカレ図解教材と添削サポートが充実しており、初心者にもわかりやすい構成。・色彩検定®(2級・3級)・東京商工会議所 カラーコーディネーター検定
ユーキャンパーソナルカラーを中心に学べる。自宅で完結できる教材と添削指導付き。美容・ブライダル系に強い。パーソナルカラリスト検定(2級・3級)
ヒューマンアカデミー通信講座(たのまな)動画講義+添削課題のハイブリッド型。色彩検定協会公式カリキュラムに準拠。短期間で効率的に学べる。色彩検定®(2級・3級)
資格の大原資格予備校の分析力を活かした構成。模擬試験・添削サポートあり。試験対策を重視する人におすすめ。色彩検定®(2級・3級)
色彩検定協会(A・F・T)公式が運営する入門講座。色彩の基礎を正確に理解できる。安心の公的講座。色彩検定®(3級)
一般社団法人16タイプ・パーソナルカラー協会診断実務を中心に学ぶ実践型講座。修了後は認定資格が授与され、独立・副業にも対応。16タイプ・パーソナルカラーアナリスト資格
オンスク.JPスマホ完結型のオンライン講座。月額制でコスパが高く、スキマ時間に学習可能。色彩検定®(3級)

当記事では、通信講座で取得できる資格の種類や選び方、実際の受講者の声をもとに、最適な講座を見つけるためのポイントを解説していきます。

目次

カラーコーディネーターとは?どんな仕事に活かせる資格?

カラーコーディネーターとは、色彩に関する専門知識をもとに、目的に合わせて最適な色の組み合わせを提案する専門家のことを指します。たとえば、企業ロゴや商品パッケージ、住宅の内装、ファッションコーディネートなど、色が関わるあらゆる場面で、その知識と感性を活かします。

色は単なる印象だけでなく、人の心理や行動にも大きな影響を与えます。「赤は食欲を刺激する」「青は集中力を高める」「緑は安心感を与える」といったように、色には科学的根拠に基づいた効果があります。

カラーコーディネーターは、このような色の性質や効果を理解したうえで、目的やシーンに合った配色を設計することが求められるのです。

具体例を出すと、広告や店舗デザインの分野では「売上を伸ばすための色づかい」を提案し、ファッションや美容の分野では似合う色として「パーソナルカラー診断」によって個人の魅力を引き出す提案を行います。

このような専門性を体系的に学べるのが「カラーコーディネーター資格」であり、資格取得を通じて「色彩理論」「配色技法」「パーソナルカラー」「照明・素材との調和」などの知識が身につきます。

学んだスキルは、販売・接客・商品企画・ブライダル・美容・デザイン・建築など、幅広い職種で活用できるため、就職や転職、副業のスキルアップにもつながる資格として、近年人気を集めています。

通信講座で取得できるカラーコーディネーターの資格種類

ひと口に「カラーコーディネーターの資格」といっても、実はその種類は1つではありません。通信講座で学べる資格は、主に下記の4つの系統に分かれています。

  • 東京商工会議所系の資格
  • 公益社団法人 色彩検定協会系の資格
  • NPO日本パーソナルカラリスト協会系の資格
  • 民間独自認定系の資格

たとえば、ビジネスでの色彩活用を重視する資格もあれば、ファッションや美容業界で使えるもの、あるいは独自のカラー診断技術を学べるものまであります。「どんな場面で色の知識を活かしたいのか」を明確にすると、どの資格をとるべきかが判断しやすくなります。

ここでは、通信講座で取得できる代表的な資格の種類を紹介します。

東京商工会議所系の資格

東京商工会議所が実施している「カラーコーディネーター検定試験」は、企業活動や商品企画など、ビジネスの現場で色を活かす力を身につけることを目的とした資格です。

学習内容は、色の仕組みを理解する基礎から、実際に仕事で色を活かす応用まで幅広く含まれています。たとえば、「色相・明度・彩度」といった色の理論だけでなく、照明や素材による見え方の違い、ターゲットに合わせた色彩計画の立て方など、実際のビジネスシーンに即したテーマも学べます。

なお、このカラーコーディネーター検定試験は、2020年に内容と区分が一新されました。

以前は1〜3級の等級制でしたが、現在はより実践的な学習に重点を置いた「スタンダードクラス」(基礎知識中心)と、「アドバンスクラス」(実務応用中心)の2区分に整理されています。

これにより、学びたいレベルや目的に合わせて段階的にスキルを習得できるようになりました。

公益社団法人色彩検定協会系の資格

文部科学省後援の「色彩検定®」は、日本で認知度が高い色彩資格のひとつです。「公益社団法人 色彩検定協会(A・F・T)」が主催しており、ファッション・デザイン・建築など幅広い分野の基礎資格として知られています。

級は以下の3段階に分かれており、ステップアップしながら体系的に学べます。

  • 3級:色の仕組みや配色の基本を理解する初級レベル
  • 2級:インテリア・ファッション・商品企画などで応用できる中級レベル
  • 1級:光学や心理学、配色設計などを専門的に学ぶ上級レベル

文部科学省後援という公的性と、業界での知名度の高さから、就職・転職時のアピールにも有効な資格です。

NPO日本パーソナルカラリスト協会系の資格

美容やファッション業界で人気が高いのが、NPO日本パーソナルカラリスト協会が主催する「パーソナルカラリスト検定」です。

この資格では、人の肌・髪・瞳などの色の特徴に合わせて似合う色を分析し、個人の魅力を最大限に引き出すカラー提案ができるスキルを学びます。

検定は3級から1級まであり、通信講座では主に2級・3級の対策講座が開講されています。「美容サロン」「ブライダル」「アパレル販売」「ヘアメイク」「ネイリスト」など、人を対象とした色のコンサルティングを行う仕事に直結しやすいのが特徴です。

民間独自認定系の資格

上記以外の資格にも、民間のスクールや協会が独自に認定を行う資格があります。これらは、主催団体のカリキュラムを修了すると認定証が授与される形式で、試験よりも実践重視・現場での即戦力育成を目的としているのが多いです。

パーソナルカラー診断を本業や副業として始めたい人、インテリアやフラワーアレンジメントなど専門分野で色彩を活用したい人に人気があります。通信講座を修了するだけで資格を取得できる場合も多く、スキルアップと実務直結型の資格として注目されています。

カラーコーディネーター試験で通信講座をおすすめする理由

カラーコーディネーターの資格は独学でも受験できますが、通信講座を利用する方が効率よく理解を深めやすいのが特徴です。とくに、色彩分野は専門用語や理論が多く、独学では「どこまで学べば十分なのかがわかりにくい」という声もあります。

また、資格の種類によっては、通信講座を修了すること自体が受験資格や認定条件になるケースもあります。つまり、通信講座は合格への近道であると同時に、資格取得の前提条件になる場合もあるのです。

まずはカラーコーディネーター試験で通信講座をおすすめする理由を大きく2つにまとめました。以下では、それぞれの理由を詳しく見ていきましょう。

  • 独学よりも効率よく学習を進められるため
  • 資格種類によっては通信講座の利用が受検資格になるケースがあるため

独学よりも効率よく学習を進められるため

カラーコーディネーターの試験は、色彩理論・心理効果・配色技法・光学・素材など、学習範囲が広く体系的な理解が求められるのが特徴です。

通信講座では、こうした内容を初心者でも理解しやすいようにカリキュラム化されており、最短ルートで合格を目指せます。

□通信講座と独学の比較

メリットデメリット
独学・費用を抑えられる
・自分のペースで進められる
・出題範囲が把握しにくい
・誤った理解に気づきにくい
・質問や添削サポートがなく挫折しやすい
通信講座・出題傾向に合わせた教材で効率的に学べる
・添削・質問サポートがある
・学習スケジュールを立てやすく、計画的に進められる
・模擬試験と添削で理解を深めやすい
・独学よりは費用がかかる

通信講座を利用すれば、合格に必要なポイントを体系的に学べるうえ、理解が浅いまま試験を受けるリスクを防げるのがメリットです。とくに、働きながら勉強する社会人や、初めて色彩を学ぶ人には、時間と内容の両面で効率的な方法といえます。

資格種類によっては通信講座の利用が受検資格になるケースがあるため

カラーコーディネーター関連の資格のなかには、講座修了が受験資格や認定条件になるタイプも存在します。とくに民間独自認定系の資格は、講座を修了しないと認定証が発行されない形式が一般的です。

16タイプ・パーソナルカラーアナリスト指定講座を修了し、修了試験に合格することで認定資格が授与される
フラワーカラーコーディネーター通信講座修了後、内部ライセンス試験に合格することで資格取得が可能
パーソナルカラー実践認定講座(各種スクール独自)通信・通学問わず、カリキュラム修了が資格申請条件になる場合がある

通信講座は単なる学習手段ではなく、「受験資格」「認定資格の取得条件」そのものになっているケースもあります。とくに、パーソナルカラーやフラワーカラーなど実務直結型の資格を目指す場合は、独学では受験できないこともあるため注意が必要です。

カラーコーディネーター通信講座のおすすめ7選|独自の選定基準を満たすおすすめの通信講座を紹介

カラーコーディネーター通信講座には様々な種類があるうえに数が多いことから、「結局どれを選べばいいのか分からない」と迷ってしまうこともあるでしょう。

そこで、ここからは当サイトがおすすめするカラーコーディネーター通信講座を紹介していきます。数あるカラーコーディネーター通信講座の中から、独自の選定基準を満たした通信講座を紹介していきます。

◯カラーコーディネーター通信講座の選定基準

  • 公的な資格、または美容・インテリアなど実務で役立つスキルが身につく
  • 添削指導・質問サポート・学習スケジュール管理などのサポート体制が整っている
  • 試験対策とあわせて、実務で活かせるスキルも学べる
  • 合格者数・合格率などの実績が公表されている

資格のキャリカレ|色彩検定®と東商カラーコーディネーター検定のどちらにも対応で実務にも強い

資格のキャリカレの「カラーコーディネーター資格取得講座」は、色彩検定®2級・3級と東京商工会議所カラーコーディネーター検定の両方に対応している点が特徴です。理論と実務の両面から色を学べるため、アパレル・デザイン・商品企画など幅広い分野で活かせます。

教材は図解や実例が多く、初心者でも理解しやすい構成です。添削課題や質問サポートも充実しており、学習の進捗を可視化しながら着実に合格を目指せます。

「色の仕事に関わる人」「理論でセンスを裏づけたい人」にとくにおすすめです。

価格通常価格:64,700円
合格数・合格率2024年度の合格率94.9%
公式サイトhttps://www.c-c-j.com/course/beauty/colorcoordinator/

ユーキャン|パーソナルカラー診断を体系的に学べる通信講座の定番

ユーキャンの「カラーコーディネート講座」は、NPO日本パーソナルカラリスト協会が主催する「パーソナルカラリスト検定(2級・3級)」に対応しています。自分や他人に「似合う色」を診断するスキルを身につけられるため、美容・ブライダル・アパレル業界志望の方に人気です。

在宅で完結できる教材構成で、テキスト・ワークシート・カラー見本がセットになっています。質問サービスや添削指導もあり、忙しい主婦や社会人でも自分のペースで学べます。

資格取得後は、パーソナルカラーアドバイザーとして活動する道も開けます。

価格通常価格:54,000円
合格数・合格率合格後の活躍の場や合格者の声が掲載
公式サイトhttps://www.u-can.co.jp/%E3%82%AB%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%8D%E3%83%BC%E3%83%88/

ヒューマンアカデミー通信講座(たのまな)|動画講義と添削で効率的に色彩検定®合格を目指せる

ヒューマンアカデミー通信講座(たのまな)の「色彩検定3級・2級パックコース」は、動画講義と添削課題を組み合わせた学習スタイルが特徴です。講師が図を使って解説する動画教材により、独学では理解しづらい「トーン」や「配色理論」も直感的に学べます。

添削課題は全9回、質問対応も充実しています。また、AFT色彩検定協会の最新カリキュラムに完全準拠しているため、出題傾向の変化にも強いのが魅力です。

価格通常価格:57,200円
合格数・合格率合格者の声が掲載
公式サイトhttps://haec.athuman.com/shop/g/g1201T001/

資格の大原|色彩検定®対策に特化した通信講座

資格の大原が提供する「色彩検定®通信講座」は、資格予備校ならではのノウハウを活かした構成で、基礎から応用まで無駄なく学べます。3級・2級の両方に対応し、テキスト・問題集・模擬試験がセットになっています。

添削課題とオンラインサポートもあり、通信でもモチベーションを維持しやすい設計です。大原ならではの試験分析力があり、出題傾向に沿った効率的な学習をしたい方に向いています。

価格パックコース(3級コース+2級コース) Web通信:46,200円
合格数・合格率合格者の声が掲載
公式サイトhttps://www.o-hara.jp/course/shikisai_kentei

色彩検定協会|公式が運営する入門講座

公益社団法人 色彩検定協会が直接運営する「たのしく学ぶ 色彩講座(初級)」は、公式が提供する唯一の通信講座です。色彩検定®3級の内容をベースに、色の見え方・配色の基本を楽しく学べる教材がそろっています。

検定協会のノウハウが凝縮されており、基礎から正確に理解したい初学者におすすめです。添削課題も含まれているため、独学よりも理解を深めやすい構成になっています。

価格通常価格:16,500円
合格数・合格率受験者データが掲載
公式サイトhttps://www.aft.or.jp/correspondence-orders

一般社団法人16タイプ・パーソナルカラー協会|プロのカラー診断スキルを身につけられる実践講座

16タイプ・パーソナルカラー協会が認定する「パーソナルカラーアナリスト養成講座」は、診断の現場で使えるスキルを中心に学べる実践型講座です。肌・髪・瞳の色から個人に最も似合う色を分析し、16タイプ分類で提案する技術を習得できます。

修了後は「アナリスト資格」が授与され、開業・副業・カラー診断サービスなど、実務に直結する活動が可能です。理論よりも「実践・現場力」を重視したい人に向いています。

価格通常受講料:38,500円
合格数・合格率合格後の人の声が掲載
公式サイトhttps://16tpc.or.jp/course/pc_course.html

オンスク.JP|スマホでスキマ時間に学べる低価格オンライン講座

オンスク.JPの「色彩検定3級講座」は、スマホ1台で学習できるオンライン完結型の通信講座です。通勤・通学中などのスキマ時間に動画で学べるのが魅力です。

月額料金制(サブスク型)で、他の資格講座も追加費用なしで受講できる点も人気の理由です。「手軽に基礎から学びたい」「とりあえず色彩に触れてみたい」という初心者にぴったりの入門講座です。

価格ウケホーダイ-スタンダード【6ヵ月パック】:7,400円
ウケホーダイ-スタンダード【9ヵ月パック】:10,800円
ウケホーダイ-スタンダード【12ヵ月パック】:14,000円
合格数・合格率合格者の声が掲載
公式サイトhttps://onsuku.jp/training/shikisai3

カラーコーディネーター通信講座の選び方

通信講座とひと口に言っても、学べる内容や目指せる資格、サポート体制には大きな違いがあります。「色が好きだから勉強してみたい」と始めたものの、途中で自分の目的と合っていないことに気づく人も少なくありません。

そこで大切なのが、講座を選ぶ前にどんな目的で学びたいのかを明確にすることです。たとえば「就職や転職に活かしたい」「自分のファッションセンスを磨きたい」「副業としてカラー診断を始めたい」など、目的によって選ぶべき資格や講座は変わります。

ここでは、カラーコーディネーター通信講座を選ぶ際に押さえておきたい4つのポイントを紹介します。

  • どの資格に対応しているか
  • 試験対策だけでなく実務スキルが身につくか
  • 添削・質問サポートがあるか
  • 学習後のキャリアサポートがあるか

どの資格に対応しているか

最初に確認すべきなのは、その講座がどの資格に対応しているかです。「色彩検定®」「カラーコーディネーター検定」「パーソナルカラリスト検定」など、カラー関連の資格は複数存在します。

どの資格を取るかで、将来的に活かせる分野が大きく変わるため、まずは対応資格を必ずチェックしましょう。

たとえば、企業のマーケティングや商品企画で活かしたい場合は東京商工会議所のカラーコーディネーター検定が向いています。一方、美容やアパレル業界でのキャリアを考えているならパーソナルカラリスト検定や16タイプ・パーソナルカラーアナリスト資格など、実務型の資格が効果的です。

意外と多いのが、「名前が似ているから同じ資格だと思っていた」という勘違いです。通信講座を選ぶときは、主催団体と資格名をセットで確認しておくことが重要です。

試験対策だけでなく実務スキルが身につくか

カラーコーディネーター試験では、理論問題に加えて「実際の配色判断」や「色彩提案の知識」など、実践的な理解が求められます。そのため、テキストだけで暗記する勉強法では限界があり、実際に色を見て考えるトレーニングが重要になります。

通信講座の中には、試験合格を目的としたカリキュラムだけでなく、「配色カードや色見本を使った演習」「パーソナルカラー診断の実践ワーク」「デザイン・インテリア・広告への応用事例」など、実務に直結する教材がセットになっている講座もあります。

「資格を取るだけで終わらせず、仕事で活かしたい」と考えるなら、こうした実践型の内容が含まれているかを確認しておきましょう。

添削・質問サポートがあるか

色彩理論は、一見すると単純なようでいて、専門用語や抽象的な概念が多く、独学ではつまずきやすい分野です。たとえば「トーン」「明度」「補色関係」などは、言葉の定義だけで理解するのが難しく、実際の色を見ながら学ばないと混乱しやすいポイントです。

そのため、通信講座を選ぶ際は、添削指導や質問サポートの有無を必ず確認しましょう。講師に直接質問できる体制があれば、疑問をすぐに解消でき、理解が深まります。

また、定期的な添削課題や模擬試験があると、学習の進捗が見える化されるため、モチベーション維持にもつながります。

学習後のキャリアサポートがあるか

カラーの知識は、資格を取って終わりではなく、実際に活かすことで初めて価値が生まれるスキルです。そのため、受講後にどんなサポートがあるかも見逃せません。

たとえば、「修了後に認定証が発行される講座」「カラー診断の開業サポートがある講座」「インテリア・アパレル企業との求人提携がある講座」などは、実際のキャリアに直結しやすい仕組みを持っています。

とくにパーソナルカラー分野では、通信講座修了後に「モニター診断」「実技研修」「講師養成コース」へ進める講座も多く、副業や独立の第一歩として人気があります。学んだ知識を活かすためにも、「学んだ後どう活かせるか」まで見据えて講座を選ぶことが大切です。

カラーコーディネーターに通信講座を利用して合格した人へのインタビュー

通信講座を使ってカラーコーディネーター資格に合格した3名の方に、学習を始めたきっかけや実際の勉強法、受講して良かった点などを伺いました。これから通信講座を利用して資格取得を目指す方は、ぜひ参考にしてください。

□質問内容

  • 資格を取ろうと思ったきっかけは何ですか?
  • 通信講座のどんなところが良かったですか?
  • 学習中に大変だったことはありますか?
  • 通信講座を使って良かったと感じた瞬間は?
  • これから通信講座で学ぶ人へのアドバイスをお願いします

Q1. 資格を取ろうと思ったきっかけは何ですか?

Aさん(32歳・会社員)

アパレルの企画職として働いているのですが、感覚だけで配色を決めてしまうことが多く、「理論的に説明できる力」をつけたいと思ったのがきっかけです。上司から「色彩検定を取ってみたら?」と勧められ、思い切って挑戦しました。

Bさん(41歳・主婦)

ネット販売で作品を出しているうちに、「写真映え」や「商品の色合わせ」がいかに大事かを痛感しました。家庭との両立が必要だったので、自宅で学べる通信講座がぴったりでした。

Cさん(24歳・大学生)

大学でデザインを学んでいるのですが、就職活動で「色彩検定を持っていると有利」と聞いたのがきっかけです。講義だけでは実践力が足りないと感じて、通信講座で体系的に学び直しました。

Q2. 通信講座のどんなところが良かったですか?

Aさん(32歳・会社員)

添削課題で「色の組み合わせ方が理論的に合っているか」を細かくフィードバックしてもらえたのが大きかったです。独学だと自分の感覚を疑えないので、プロの目線で添削してもらえるのは安心感がありました。

Bさん(41歳・主婦)

家事の合間にスマホで講義を見られたのが助かりました。質問を送ると数日で返信が来るので、モチベーションが途切れず続けられました。子育て中でも自分のペースで学べるのは通信講座の強みだと思います。

Cさん(24歳・大学生)

試験範囲の要点をまとめたテキストがすごくわかりやすくて、「ここだけ押さえればOK」という感じで効率的でした。過去問演習も付いていたので、本番前に自信を持てました。

Q3. 学習中に大変だったことはありますか?

Aさん(32歳・会社員)

「色の三属性(色相・明度・彩度)」の理論が最初は難しかったですね。でも、通信講座の動画で図解してくれていたおかげで、イメージがつかみやすくなりました。

Bさん(41歳・主婦)

やっぱり家事との両立です。夜に少しずつ進める形でしたが、添削提出の締め切りがあったおかげで「やらなきゃ」と気持ちを保てました。

Cさん(24歳・大学生)

大学の課題と並行していたので時間の確保が大変でした。ただ、講座が「短期間で効率よく学ぶ構成」だったので、通学よりはるかに無駄がなかったです。

Q4. 通信講座を使って良かったと感じた瞬間は?

Aさん(32歳・会社員)

合格後、社内で新しい商品の配色提案を任されるようになりました。「この配色はトーンが揃っているから統一感が出ます」と理論で説明できたとき、自分の成長を感じました。

Bさん(41歳・主婦)

作品の色合わせを変えたら、販売サイトで「写真がきれいになった」とコメントをもらえて本当にうれしかったです。勉強が実生活で役立つって実感しました。

Cさん(24歳・大学生)

面接で資格の話題になり、「理論的にデザインを考えられるんですね」と評価されました。通信講座で得た知識が、そのまま就職活動の強みになりました。

Q5. これから通信講座で学ぶ人へのアドバイスをお願いします

Aさん(32歳・会社員)

「センスがないから無理」と思う必要はないです。通信講座なら、理論で理解できるから誰でも上達できます。

Bさん(41歳・主婦)

家でもできるとはいえ、少しずつでも続けるのが大事です。1日10分でも教材を開く習慣をつけると、最後までやりきれますよ。

Cさん(24歳・大学生)

試験前だけでなく、普段から「街の色づかい」を意識して見ると理解が深まります。通信講座の内容が実生活にリンクすると楽しく学べます。

カラーコーディネーターの通信講座に関するよくある質問

Q1. 通信講座の学習期間はどれくらいですか?

講座によって異なりますが、一般的な目安は3〜6か月程度です。試験スケジュールに合わせて無理なく学べるようカリキュラムが組まれています。

社会人の方でも、1日30分〜1時間ほどの学習時間を確保できれば、十分に合格レベルに到達できます。また、ほとんどの通信講座ではサポート期間が延長可能なので、忙しい人でも自分のペースで進められます。

Q2. カラーコーディネーターの資格は初心者でも取れますか?

はい、初めて学ぶ方でも問題ありません。カラーコーディネーターの試験は「色の理論」や「配色の基本」から学べる構成になっており、通信講座の教材も初心者向けにステップアップできる内容になっています。

色彩の専門用語(明度・彩度・トーンなど)も、図解や実例を交えて解説されているため、感覚的に理解しやすいのが特徴です。通信講座では、初学者向けの学習スケジュールや添削課題が用意されているので、基礎から無理なく合格を目指せます。

Q3. 色彩センスがなくても勉強についていけますか?

カラーコーディネーターの学習は「センス」ではなく「理論」で理解するものです。通信講座では、感覚ではなく色彩心理や光学的な仕組みをもとにしたカリキュラムが組まれており再現可能な形で学べます。

むしろ、理論を学ぶことで「自分のセンスに自信が持てるようになった」という受講者の声も多くあります。色に関する経験がなくても、テキストや課題を通して体系的に学べば十分合格を目指せます。

まとめ

カラーコーディネーターの資格は、単に「色を選ぶセンス」を磨くものではなく、色彩理論・心理・実務スキルを体系的に学べる専門資格です。

通信講座を利用すれば、独学では理解しづらい理論や配色の法則を、プロの指導のもとで効率よく習得できます。また、資格の種類によっては、講座の修了がそのまま受験資格や認定条件になる場合もあります。

重要なのは、「ビジネスで活かしたいのか、美容やデザインに活かしたいのか」など自分が資格をどんな目的で活かしたいのかを明確にすることです。

色彩の知識は、一度身につければ一生使えるスキルです。仕事でも日常でも役立つ色の力を、通信講座を通してぜひ身につけてください。

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