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どんな分野?

 モバイル通信の世界では携帯電話に加え、スマートフォンなど高機能な携帯情報機器も登場するなど、絶え間ない技術革新によりサービスの多角化と低価格化が進んでいる。
 モバイル通信は、「音声通話」とメールやWebページを閲覧する「データ通信」のサービスに分かれる。最近は各携帯電話会社とも、使った時間と量に応じた料金を支払う「従量制」よりも、一定の条件で固定された料金を支払う「定額制」に力点を置く料金体系へと移行しつつある。
 現在の3G(第3世代)に代わる次世代通信環境の整備も進められており、いっそうの高速化に加え、周波数帯の利用効率を上げることによるコスト低減なども期待される。

活躍の舞台

 モバイル通信に関する仕事をめざす場合、技術系・事務系の2つのアプローチが考えられる。技術系では「情報工学」または「通信工学」系の学科に進学し、情報および通信に関わるソフトウェアの理論と技術を専攻するのが一般的。たとえば移動体通信ネットワークの基本構造としくみ、データ送受信の手続きを定めた「通信プロトコル」、膨大な数の携帯端末間のやりとりを管理する「ネットワーク制御」の技術などを学ぶ。
 事務系では「経営学」や「商学」系の学問で、企業の経営や業務(経理・人事・総務)を学び、魅力的な通信サービスとは何かを考える。また、「情報社会学」などの文科系学科では、情報化社会の動向や情報サービスの開発について専門に学べる。

学問へのアプローチ

 モバイル通信の専門技術を備えた人材が活躍できる場面は、携帯電話やインターネットなどのサービス提供会社、パソコンや携帯電話端末、情報家電のメーカーまで、IT業界全般に広がっている。
 この分野では技術革新のスピードがきわめて早く、通話やデータ送受信、情報管理、音楽や映像視聴まで、あらゆる個人の欲求を満たすサービスが提供されている。したがって、モバイル通信の業界で働くには、消費者のニーズを捉え、より魅力的な商品・サービスを企画する能力が求められる。
 活気のある業界で流動性も高いため、どんな企業・部署にいても、自己の専門性と実践力を発揮できるだけの、十分な基礎能力を身につけておくことが大切となる。

このキーワードについて学べる学問分野

工学系学際

新しい工学の視点から、人類が抱える重要課題や将来に大きな発展が期待される先端技術に挑むフロンティア領域。「資源工学」「地球環境工学」「先端工学」はその代表的な学際ジャンル

電気通信工学

電気や磁気の性質を応用し、生活や社会を快適にする、電気のエネルギー利用技術や情報通信などのエレクトロニクス技術を生み出す学問分野。機械としての表現されることも重要課題

数学

論理的思考によって、数・形・集合などの抽象的な概念の構造と原理(性質)を解明する理系の「哲学」。近代科学の土台となる基本的概念や定義、論理、推論の方法を研究する

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