逆引き大学辞典逆引き大学辞典

英語力を活かせる主な仕事一覧|力をつける大学の選び方

2023.08.08

カテゴリー:
商談中の通訳を任させる女性

スポーツ選手を筆頭に、多くの日本人が世界で活躍していますよね。現地では、世界共通語として使われる英語でのコミュニケーションが基本!グローバル言語である英語を十分に話せないと、世界各国の人たちとの意思疎通が難しくなってしまうのです。将来的に、グローバルに活躍する人材を目指すなら、英語力を身につけておきたいですね!

そこで今回は、仕事で英語を活かせる仕事の種類や、英語力を高めるための大学選びについてご紹介します。


<PR>

英語の上達を目指すなら、ゲームで学ぶのもオススメです。

ベネッセとSEGA XDが共同開発した 「つい、繰り返してしまう」ゲーム×学習のサイクルで、 英語学習


英語を活かせる仕事の主な職種

お客様を案内するキャビンアテンダントの女性

キャビンアテンダントや翻訳者など、英語を活かせる仕事は多岐にわたります。ここでは、英語が多用される職種について、仕事内容の特徴別にご紹介します。

人と接することが多い仕事

キャビンアテンダント
キャビンアテンダント(CA)は、女性が憧れる人気職業の1つ!最近では、男性のCAも増えつつあります。フライト中に食事や飲み物のほか、新聞・雑誌・毛布などを提供する機内サービス、そして急病人や緊急時の避難誘導などに対応する保安業務が主な仕事です。フライト中は絶えず乗客に気を配り、快適な空の旅をサポートします。

この仕事で必須となるのが英語力で、日本国内外の旅行者、外国語を話す乗務員とのコミュニケーションには欠かせないスキルとなります。キャビンアテンダントを目指すには「TOEIC600点以上が目安」とされますが、日常会話やビジネス英語も活用するため、よりネイティブな英語力が必要とされます。

通訳者
通訳者は、使用言語が異なる人の仲介役となり、それぞれの言葉を変換して伝える職種です。通訳は国際的なビジネスや会議に欠かせない仕事で、英語を日本語に、そして日本語を英語に訳し、双方に伝達します。オリンピックやスポーツ選手の記者会見など、テレビでも頻繁に見かける職種ですね!

通訳者として活躍するためには、英語力以上の広い知識と経験が必要です。言葉の意味はもちろん、話している人の意図までを理解し、正確に通訳するスキルが求められます。

・テーマパークスタッフ
テーマパークスタッフは、遊園地などに訪れるお客さんが楽しめる環境を提供するための職種です。敷地内の案内や受付、アトラクションの管理、商品の販売などが主な仕事。英語力は、特に海外からの来場者の多い施設で求められます。たとえば、簡単な日本語しか話せない海外観光客から、「先ほど誤って購入したぬいぐるみを返品したいのですが?」と複雑な事情を英語で説明されることも。英語力が身についていると、応募できる求人の幅が広がるでしょう。

・ホテルスタッフ
ホテルスタッフは、フロントでのチェックインやチェックアウトの手続き、館内の案内、客室の清掃など、さまざまな仕事を担当します。英語力は、ホテルスタッフとしての仕事を遂行する上で重要なスキル。特に、外国からのゲストに対応するフロント業務においては、英語で言葉を交わす機会が増えます。

さらに異文化への理解、国際感覚や機転を利かせる力も必要とされます!ホテル業界での仕事は、英語力を高め、活用するチャンスが多いため、海外留学後にこの職種を選ぶ人は少なくありません。

ツアーコンダクター
ツアーコンダクターは、団体旅行の運営をサポートし、参加者が楽しい時間を過ごすための幅広い手助けをする職種です。スケジュールの管理からホテルやレストラン、観光地での案内、イベントの手配など、幅広い仕事を担当します。英語力は、ツアーコンダクターとして働くなら身につけたいスキルの1つです。特に海外旅行のツアーを担当する場合、ネイティブな英語力は必須でしょう。

人に教える仕事

英会話スクール講師
英会話スクール講師は、英語でのコミュニケーション能力を育む仕事です。幼児から大人まで、さまざまな年齢の生徒が対象。生徒の目標やレベルに合わせ、英会話の基礎や応用をレッスンします。ネイティブスピーカー同様の英語力は必須で、教育系の仕事に就きたい人におすすめの職種ですね。

中学校・高校英語教師
中学校・高校英語教師は、中高生を対象に、英語教育を行う職業です。生徒の学年や進度に合わせたカリキュラムにもとづき、授業を実施します。ただ、英語教師の仕事は、授業だけではありません。生徒指導や学校行事の支援、教材作成、他教科教員との情報共有なども担います。

・予備校講師
進学予備校の英語講師は、大学進学を目指す高校生や高校卒業生へ、受験対策の英語指導を行う職業です。主な仕事内容として、専門である英語の授業を実施するほか、指導計画の作成、試験の採点、個別面談などが挙げられます。生徒を志望校合格へと導くために、高い英語力が必須です。

英語を書く仕事

・翻訳家
翻訳家は外国語表現を日本語に、また日本語を外国語に変換する語学のエキスパートです。主に、出版翻訳と産業翻訳の2つの分野があります。出版翻訳とは、書籍や雑誌の記事を訳すこと。そして産業翻訳では、ビジネス文書や機械のマニュアル、科学的な文献を訳します。英語をはじめとした語学力、各専門分野の知識が求められる職種です。

・英文事務員
英文事務員は、英語によるさまざまな事務業務を遂行する職種です。わかりやすい例が、貿易事務でしょう。たとえば、日本から海外へ商品を輸出する際は、英語で見積書や納品書を作成します。また、海外商品をから輸入する場合、商品の仕様書などを海外企業に送信したり、発注したりします。このように、英語で事務仕事を担うのが、英文事務員の役割です。

海外の会社と交流しやすい仕事や社員

・経営コンサルタント
経営コンサルタントとは、企業の経営課題を分析した上で、業績向上を支援する職種です。英語力はコンサルタントにとって重要な能力の1つ!英語を使いこなせるコンサルタントは、グローバルなプロジェクトで活躍する機会が増え、高度な案件に取り組むチャンスが広がります。

・外資系企業の社員
外資系企業で働く場合、所属部署によるものの、海外の同僚との対話やメールに加えて、英語で行われるミーティングへの参加が頻繁にあります。一般的な日本の企業と比べて、仕事上で英語を使う機会が多いといえるでしょう。英語力は対人コミュニケーションだけでなく、多くのビジネスシーンで必要とされるチカラです。

商社の社員
商社の社員は、英語を話せる人が多い傾向にあります。商社では、商品の輸送手段や保険、通関を手配し、全てがスムーズに進行するように調整する仕事があります。その中で海外の担当者、お客さんとコミュニケーションを取る機会が多いため、必然的に英語力が求められるんです。


仕事で活かせる英語力をつける方法

留学先の国の空港で道を尋ねる大学生

ここでは、仕事で使う実用的な英語力を身につける方法を解説します!海外留学やインターンシップなど、大学生活でチャレンジできるものが中心です。

海外留学をする

海外留学は、英語力を効率的に伸ばす方法の1つ!英語で講義を受けたり、現地の学生と英語で交流したりと、日々の大学生活でたくさん英語に触れることになりますよ。特に、ネイティブスピーカーとの交流は、質の高い英語に触れる絶好の機会です。ホームステイをするとさらに効果的。異文化への理解がさらに深まったり、国際感覚が身についたりするでしょう。本格的に英語を学ぶなら、留学を意識した大学選びが大切ですね!

英語を使ったインターンシップの経験をする

海外インターンシップは、現地企業での仕事を通じてビジネス英語を学ぶ方法です。海外留学と同じく、英語のネイティブスピーカーと接することで、自然な英語表現や発音を習得できます。ただし、インターンシップに参加するには、一定以上の英語力が求められます。たとえば、欧米企業でのインターンシップでは、TOEICで700点以上が求められることが少なくありません。

英語に関わる資格を取る

学生のうちに、TOEICや英検、TOEFLなどの英語資格を取るのがおすすめ!資格を取ったり試験をクリアしたりすると、その成績次第で進学や就職が有利になります。ただ、資格の有無と本人の英語力が比例するとは限りません。資格を取りつつ、日常的に英語を使うよう意識することが重要ですね!

<PR>
英検の取得なら、下記の「英検ネットドリル」がオススメです。利用者の90%が英検を取得できたと回答しています。
  ↓
英検合格のためのネット教材【旺文社 英検ネットドリル】

仕事で活かせる英語力をつけるための大学の選び方

留学生と交流し英語力を磨く大学生の女性

実用的な英語を身につけるなら、大学進学がおすすめです!ここでは、英語力の向上を重視した大学選びのポイントを解説します!

英語が学べる学科を選ぶ

学部の種類や講義の充実度などをリサーチし、英語教育の環境が整っている大学の学科を選びます。大学のWebサイトやパンフレットから、英語関連のプログラムやコースについて調べてみましょう。また、逆引き大学辞典「JOB-BIKI」を活用し、自分にぴったりな学科を探すのもおすすめですね!英語が学べる学科を知りたいなら、ぜひ系統別学問内容リサーチで「人文科学系統」の「文学・語学」に該当する学科をチェックしてみてください。

系統別学問内容リサーチ 人文科学系統 文学・語学

海外進出している企業で活躍している先輩たちは、どんな大学で学んだのでしょうか?企業の出身大学データを調べたいときも、ぜひ「JOB-BIKI」を活用してくださいね。就職先検索の「特徴から探す」から、「北米進出企業」を選択してみましょう。すると、多数のグローバル企業、業務に英語を用いる企業がヒットするでしょう。次に、「出身大学データ数」をタップすると、既存社員の出身校が表示されます。このように逆引きするカタチで、目指すべき大学を探してみましょう。

海外留学や留学生の受け入れが盛んな大学を選ぶ

各大学のWebサイトには、留学プログラムの有無や、留学生の受け入れ状況が掲載されています。大学の海外留学プログラムを利用すると、在学中に長期間にわたり外国で暮らす貴重な経験ができます。また、クラスやサークルなど身近に留学生がいる環境で学ぶと、日々の大学生活で国際交流のチャンスが多くなるでしょう。ネイティブスピーカーとのコミュニケーションは大変貴重です。質の高い英語に触れたいなら、こうした大学を積極的に選びたいですね!


英語を活かした仕事に就きたい人は「JOB-BIKI」で進路検索!

グローバル社会の今、英語を話せる人は重宝されます!本気で英語を学ぶなら、海外留学などができる大学に進みましょう。自分に合った大学選びは、「JOB-BIKI」で簡単に見つかるはず。まずは先ほどご紹介した手順で、進路検索から始めてみてくださいね!

https://www.gyakubiki.net/jobbiki/

よく読まれている記事

タグで記事を絞り込む